新型コロナに関わる差別、誹謗中傷、嫌がらせの対処について

新型コロナウイルスの感染拡大以降、感染者やその家族に対する差別や誹謗中傷が、社会的な問題になっています。当グループ本部のある静岡県も例外ではなく、近隣住民から執拗な嫌がらせを受け、耐えかねて引っ越しを決意した人まで現れました。今回はこの事件のあらましと、新型コロナが原因で嫌がらせを受けた際の対処法をご紹介します。

 

■静岡県熱海市で、新型コロナ感染者への嫌がらせ事件が発生!

令和2年の大晦日、非常に痛ましいニュースが報道されました。新型コロナに感染した熱海市の50代女性に嫌がらせを繰り返したとして、近所に住む70代の女が県迷惑防止条例違反の疑いで逮捕されたのです。

 

被害者が感染したのは昨年4月で、熱海市内初の感染者だったこともあり、すぐに周囲に情報が広まってしまったとのこと。新型コロナからは回復したものの、退院から数日後に嫌がらせが始まり、眠れないほど精神が不安定な状態に陥ってしまいました。そしてついに、家を売却して市外に引っ越すことを決意したのです。

【参考】新型コロナ感染で嫌がらせ 被害女性、自宅売却決意「心ない言動が他人の人生を狂わせる」

■嫌がらせの内容は悪質だが、実は決して珍しくないもの

被害者が受けた嫌がらせは、「コロナ女」「人殺し」などと記した投書を玄関前に置く、使用済みのティッシュペーパーや大量の割り箸を敷地内にばら撒くなど、非常に悪質なものでした。しかし、探偵に持ち込まれる嫌がらせ被害の相談としては、比較的よくあるケースなのです。新型コロナに限らず、どこでも発生しうる嫌がらせと考えなければなりません。

 

また、犯人が逮捕されたのは昨年11月ですが、警察の捜査期間は3ヶ月と、なかなか時間がかかっています。逆算すると捜査開始は昨年8月ですが、これは被害者の感染から約4ヶ月後。それまでは捜査も行われず、被害者は嫌がらせに耐え続けてきたことになります。これでは、心身に不調をきたすのも当然といえるでしょう。

 

■警察が動きにくい時は、探偵の調査で証拠を押さえよう

今回の事件において、被害者がいつ頃警察に相談したのかは不明です。仮に5月や6月に相談していたのであれば、実際に捜査が始まるまでかなり間が空いていることになります。最初のうちは被害がそれほど大きくなく、体調も崩していなかったため、警察としても動きづらかったのかもしれません。警察は強力な組織ですが、刑事事件でなければ動けないのです。

 

この事件で警察が動いてくれたのは、嫌がらせの内容が執拗かつ悪質で、十分罪に問えると判断したからだと考えられます。また、感染者への差別や誹謗中傷が、社会問題になっていることも影響したのかもしれません。しかし、もう少し被害の規模が小さければ、果たしてどうだったでしょうか。

 

もし警察が動いてくれない時は、何とかして犯人を特定し、嫌がらせの証拠を押さえる必要があります。このようなケースでは、探偵がほぼ唯一といっていい味方です。張り込みによって現場を押さえれば証拠写真が撮影でき、帰るところを尾行すれば犯人の素性も特定できます。泣き寝入りをせず、毅然と対応することが最も重要ですから、嫌がらせを受けたら勇気を持って探偵に相談しましょう。

 

■新型コロナ関係の嫌がらせ対策は、スマイルエージェント本部まで!

新型コロナに関わる差別や誹謗中傷は、どのような理由があろうと絶対に許されません。奇しくも、このコラムを作成している最中、英国で流行している変異種に静岡県内の男女3名が感染したというニュースが報道されました。今後、さらなる差別や誹謗中傷につながるおそれもあります。被害を受けた時は、すぐに警察およびスマイルエージェント本部にご相談ください。