【静岡県富士市の探偵の社員素行調査】妙に高い領収書、実は……

皆様、こんにちは。

全国調査対応の探偵事務所「総合探偵社スマイルエージェント本部」の調査員Tです。

 

いつも当探偵ブログをお読みいただきありがとうございます。

 

今回は、領収書の金額が高すぎることに疑問を持ち、経費請求をした社員の素行調査を行った事例をご紹介いたします。

※ご依頼者様には、氏名などを公表しないことを条件として、記事にすることをご了承いただいております。

 

■経理から、怪しい領収書が出されているとの報告が!

依頼者:静岡県富士市 50代 会社員 Mさん

 

中小企業で営業部長を務めるMさんが、ご自身の部下に疑いを抱き始めたのは、昨年の9月頃でした。ある日、経理から「不自然な領収書で何回も経費を落としている営業部員がいる」という報告を受けたのです。当たり前かもしれませんが、Mさんは「思わずドキッとした」といいます。

 

問題の領収書は、主に2つの居酒屋から出されており、取引先との飲み会に使ったものでした。このような場合、費用は折半しているはずなのですが、その割には金額が妙に高いことに経理が気づいたのです。つまり、何らかの方法で経費を水増し請求して、差額を懐に入れているのではないかと……。

 

■お店と結託しての不正か? 尾行で実態を確認することに

領収書を利用した経費の水増しには、いくつかの方法があります。今回の場合、お店から白紙の領収書をもらって自分で記入しているか、総額の領収書を2枚発行してもらっている(つまり取引先も経費を水増ししている)と推測されました。

 

いずれにしても、お店とズブズブの関係でなければできない方法です。だからこそ、怪しい領収書を出しているお店が2つに絞られているのでしょう。複数の営業部員がやっているのであれば、大変面倒なことになります。

 

しかし、不幸中の幸いというべきか、問題の領収書で経費を精算しているのは1人だけでした。これなら、その営業部員を尾行すれば、不正の現場を押さえられるかもしれません。そこで、飲み会のタイミングがわかり次第ご連絡をいただき、調査を行うことになりました。

 

■正解は「領収書の2枚出し」だった!

問題の営業部員は、取引先との交流を積極的に行っており、飲み会をセッティングすることも多いそうです。それは営業力の高さの表れかもしれませんが、だからといって不正が許されるわけではありません。ご依頼をいただいてから数日後、さっそく対象者が取引先と飲みに行くとの連絡があり、私たちは調査に向かいました。

 

飲み会の場所として選ばれたのは、問題の領収書を出していたお店の1つです。参加者は対象者を含めて4人。2時間ほど飲んだ後にお開きとなり、対象者ともう1名の参加者が割り勘で支払いましたが、その後に決定的瞬間が! 総額の額面の領収書が2枚出され、2人とも受け取ったのです。推測した通りの方法での不正でした。

 

Mさんからのお話では、この領収書での経費請求が、後日実際にあったそうです。対応は会社に報告して検討するとのことでしたが、対象者には厳しい罰が下されるでしょう。個人的には、取引先にも何らかの方法で釘を刺していただきたいものですが……。

 

■静岡県富士市の社員素行調査は、スマイルエージェント本部へ!

経費の水増し請求は、詐欺罪に問われることもある立派な犯罪です。水増し請求を行っている従業員がいれば、財政的な損害になるのに加え、会社のイメージに傷が付くこともあります。早期に調査を行って真偽をはっきりさせることが重要ですから、怪しいと思った段階でスマイルエージェント本部にご相談ください。

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