皆様、こんばんは。
全国調査対応の探偵事務所「総合探偵社スマイルエージェント本部」の調査員Tです。
いつも当探偵ブログをお読みいただきありがとうございます。
本日は、昔自分がいじめていた同級生に謝罪するため、行方調査を行った男性の事例をご紹介いたします。
※ご依頼者様には、氏名などを公表しないことを条件として、記事にすることをご了承いただいております。
■依頼者の目的は、いじめた相手を見つけ出して謝罪すること
依頼者:愛知県豊田市 40代 会社員 Kさん
Kさんのご依頼は、「中学校の同級生だったSさんを探し出してほしい」というものでした。しかし、その理由についておうかがいすると、「言わなきゃダメですか?」と気が進まないご様子。事情のはっきりしないご依頼は受けられない旨をお伝えすると、ためらいながらも理由を話していただけました。
実はKさんの目的は、中学時代のいじめについてSさんに謝罪することだったのです。中学時代のKさんは典型的ないじめっ子で、Sさんを執拗にいじめていたといいます。しかし、別々の高校に進学したため、高校以降は2人が関わることはありませんでした。成人式や同窓会にもSさんは顔を出さず、KさんもSさんの存在をすっかり忘れていたのです。
■依頼者の息子はいじめにあい、過去の報いかと不安に
KさんがSさんをいじめていた事実は、確かに許されることではありません。しかし、なぜ今になって謝罪をしようと思い立ったのか? その理由は、Kさんの息子さんにありました。息子さんは現在中学2年生なのですが、学校でいじめにあっているというのです。いじめっ子の息子がいじめられっ子になってしまうとは、何という皮肉でしょうか。
この問題自体は、学校に相談するなどして解決を目指しているそうです。ただ、Kさんの胸にはある疑念が沸き起こっていました。「これは、Sさんをいじめていた自分への報いではないか?」「いじめっ子に抗議する資格が自分にあるのか?」。そう思うとKさんは怖くなり、何としてもSさんに謝罪したいと考えるようになったのです。
もちろん、謝罪したところで和解できるとは限りません。Kさんの自己満足だと批判する方もいるでしょう。しかし、ひとまずSさんの居場所を確認し、本当に謝罪すべきか考えるくらいは許されるはずです。我々はKさんのご依頼を承り、Sさんを探すことになりました。
■神奈川県で対象者を発見! 謝罪への道筋を確保
Kさんは、Sさんが愛知県内の高校に進学したことまではご存知でした。しかし、その後の行方はまったくわからないそうです。いじめられっ子だったがゆえに、地元を嫌って県外に出てしまっている可能性もあります。軽く調査したところ、実家にはいないことが判明したため、私たちは少しずつ捜索の範囲を広げていきました。
そして調査の結果、神奈川県相模原市にSさんが居住していることが判明。現在は結婚してお子さんもおり、地元の大企業に勤務しているようです。居住している住宅から見ても、経済的には裕福なようでした。
この結果に、Kさんはひとまず安堵。今後はタイミングを見てSさんに会い、何とか謝罪をしたいと仰っていました。どのような結果になるかはわかりませんが、可能ならお2人が和解できることを願っています。
■愛知県の行方調査は、スマイルエージェント本部へ!
過去の悪事を反省しているものの、相手の居場所がわからず謝罪できないというケースは、決して珍しくありません。このような人探しは警察に依頼できませんから、探偵が唯一の味方です。迷惑をかけた相手を見つけ出し、自分の過ちにけじめをつけたい方は、ぜひスマイルエージェント本部にご相談ください。