
皆様、おはようございます。
全国調査対応の探偵事務所「総合探偵社スマイルエージェント本部」の調査員Tです。
いつも当探偵ブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は、休職中の従業員が密かにアルバイトをしているという告発を受けて、経営者が素行調査を実施した事例をご紹介いたします。
※ご依頼者様には、氏名などを公表しないことを条件として、記事にすることをご了承いただいております。
■社長宛に匿名の告発! 休職中の従業員がアルバイトを?
依頼者:静岡県浜松市 40代 経営者 Iさん
Iさんが経営する会社の従業員Aは、現在うつ病を理由に休職しています。もうかれこれ半年以上になりますが、うつ病は治療に時間がかかるものなので、Iさんも「仕方がない」と受け入れていました。ところがある日、Aの現状に関する匿名の告発があったのです。
その告発によると、Aは休職中であるにも関わらず、浜松市内の工場でアルバイトをしているとのこと。もし本当であれば、会社に対して嘘をついていることになりますが、問題はそれだけではありません。Aは傷病手当を受給しているため、アルバイトで給与収入を得ているなら不正受給になってしまうのです。「まずいことになった……」と、Iさんは頭を抱えました。
■告発は本当なのか? 真偽確認のため探偵に調査を依頼
告発の投書には、Aを撮影した写真も添付されていました。しかし、画像が不鮮明でAとは断定できず、そもそも荷物を運んでいる様子を撮影しただけなので、アルバイトをしている証拠にはなりません。
ただ、アルバイト先とされる工場の名前も記載されていたため、これをヒントに調べることができそうです。とはいえ、アルバイト先がAと共謀している可能性もあるため、直接問い合わせるというわけにはいきません。そこでIさんは、探偵にAの素行調査を依頼することにしました。
「おそらくこのまま放っておいても、証拠はいつか取れると思うんです。来年の住民税の金額とか。でも、それじゃ遅すぎますし、アルバイト先が隠蔽工作をするかもしれないので……」
「それに最近は、役所も協会けんぽも厳しいですからね。弊社がグルになって傷病手当を不正受給しているなどと思われたら、たまったものじゃありません」
我々はIさんのご依頼を受け、すぐにAの調査を開始しました。
■問題の従業員は、工場で週4日もアルバイトをしていた!
調査当日の朝、我々はAが家を出るところから尾行を開始しました。するとAは、告発にあった工場を訪れ、勤務を開始したのです。週4日ほど働いているため、アルバイトとして雇用されているのはほぼ間違いないでしょう。
Aはアルバイト先にうまく馴染んでいるようで、休憩中に他の従業員と談笑したり、退勤後に飲みに行ったりすることもありました。少なくとも「働けない状態」でないのは明らかで、うつ病の事実そのものを疑う必要がありそうです。
Iさんは「病気の真偽はともかく、不正受給はもう確定なので、厳正に対処します」と、怒りの表情を浮かべておられました。今後Aには、厳しい処分が下されるのではないでしょうか。
■浜松市の社員素行調査は、スマイルエージェント本部へ!
病気だと偽って会社を休職し、傷病手当を不正受給するという手口はよく使われます。さらには今回の事例のように、休職中密かにアルバイトをしているケースすらあるのです。このような行為は決して許されず、場合によっては会社も責任を問われかねません。早期解決のためにも、不審な動きをしている休職者がいたら、ぜひスマイルエージェント本部にご相談ください。
