皆様、こんばんは。
全国調査対応の探偵事務所「総合探偵社スマイルエージェント本部」の調査員Tです。
いつも当探偵ブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は、玄関の鍵穴を塞ぐ嫌がらせが繰り返され、犯人特定のために調査を依頼した事例をご紹介します。
※ご依頼者様には、氏名などの個人が特定される情報を公表しないことを条件として、記事にすることをご了承いただいております。
■出かけようとしたら鍵穴が塞がれていた！
依頼者：福岡県福岡市 50代 会社員 Tさん
Tさんご夫妻は共働きで、日中は家を留守にします。朝は大学生の娘さん→旦那さん→Tさんの順に出かけるので、家に鍵をかけるのはTさんの役割です。あの日の朝、Tさんがいつも通り鍵をかけようとすると……。
「あれ、鍵が入らない。何でだろ………………鍵穴塞がってるじゃん！」
何と、接着剤のようなものを流し込まれ、鍵穴が塞がっていたのです。まさか鍵をかけないまま家を空けるわけにもいかず、Tさんは会社に遅刻の連絡を入れ、鍵屋さんを呼んで鍵のシリンダーを交換してもらいました。
これだけなら、タチの悪いいたずらで済まされたでしょう。ところが、同じ嫌がらせがその後何度も繰り返されたのです。
■防犯カメラで犯人の撮影に成功。しかし……
ご近所さんに聞いて回ったところ、同じような嫌がらせを受けている家はありませんでした。つまり、犯人は明らかにTさん宅を標的にしていることになります。このままでは安心して生活できませんし、鍵の修理費用も馬鹿になりません。そこでTさんは、警察に被害届を出すとともに、玄関に防犯カメラを設置してみました。
すると夜中に謎の人物が現れ、鍵穴に何かを流し込む様子の撮影に成功。しかし、犯人は顔や頭どころか手までしっかり隠しており、服装も地味なものであまり参考になりません。わかったのは、おそらく男性ではないかということくらいでしょうか。なかなか用心深い人物のようです。
そのためTさんは、自力で犯人を特定するのは不可能と判断。探偵の調査によって、犯人の素性を確かめてもらうことにしました。
■犯人は娘の元彼！ 動機は逆恨みか執着心か……
防犯カメラを設置後、犯人は2回出現していたのですが、どちらも午前1時半頃でした。そのため、また同じような時間に現れると踏んで張り込んでいたところ、予想が的中。午前1時45分頃、原付バイクに乗って現れた犯人は、素早く犯行を終えて再びバイクで走り去ったのです。
そして尾行により、犯人の素性の特定にも成功。20代のフリーターの男であると判明したのですが、Tさんご夫妻は見たことがない顔です。まさかと思い娘さんに聞いてみると、何とこの男は娘さんの元彼！ 2ヶ月ほど前にケンカ別れしたとのことで、おそらく逆恨みか娘さんへの執着心から嫌がらせを始めたのでしょう。
実は娘さんも、犯人が男性らしいとわかった時点で「元彼ではないか」とは思っていたそうです。もしかすると、鍵をかけられなくして家に侵入するつもりだったのかも……。どうやら単なる嫌がらせではなくストーカー問題に近いということで、Tさんご夫妻は娘さんを伴い、改めて警察に相談しました。今後、速やかに問題が解決されることを祈っています。
■嫌がらせ・ストーカー調査は、スマイルエージェント本部にお任せ！
鍵穴に異物を入れるのは、よくある嫌がらせの手口です。鍵をかけられなくなれば防犯上の問題があり、修理・交換すれば費用がかかってしまいます。もちろん立派な器物損壊なので、単なるいたずらとは考えず、真剣に対応しなければなりません。お困りの際は、スマイルエージェント本部までお早めにご相談ください。
