皆様、こんばんは。
全国調査対応の探偵事務所「総合探偵社スマイルエージェント本部」の調査員Yです。
いつも当探偵ブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は、隣り合う家同士が投石の嫌がらせにあい、一時お互いが犯人ではないかと疑ってしまったものの、結局は別の近隣住民が犯人だと判明した事例をご紹介します。
※ご依頼者様には、氏名などの個人が特定される情報を公表しないことを条件として、記事にすることをご了承いただいております。
■家が投石の被害に! 隣家の敷地内から投げられたようだが……
依頼者:愛知県豊田市 50代 会社員 Nさん
ある日の明け方頃、Nさんは「ガンッ!」という音で目を覚ましました。何事かと思って音のした辺りを調べてみると、外壁の一部に浅い傷がついており、その近くには石が。どうやら、何者かが外壁に石を投げつけたようです。
この日は「けしからんいたずらだな」で済ませたNさんでしたが、残念ながら被害はこれで終わりませんでした。その後も数日おきに、投石によるイタズラが発生。外壁には少しずつ傷が増えていきます。大した被害ではないにしても、放っておくわけにはいきません。
さて、問題の外壁はお隣の家に向いており、庭の広さや周囲の地形などを考慮すると、隣家の敷地内から石を投げるのが1番簡単なはずです。とはいえ、いくら何でもお隣さんが犯人だとは考えにくく、あくまでも第三者の仕業だろうとNさんは考えました。ところが……。
■隣家も同じ被害にあっていた! お互いに相手を疑ってしまい……
「びっくりしましたよ。お隣さんから突然『ウチに石を投げ込んだりしていないよね?』と言われたんですから」
何と、隣家も投石の被害にあっているということを、お隣のご主人から伝えられたのです。驚いたNさんは「間違ってもそんなことはしない」と否定し、自分たちも同じような被害にあっていることを説明。「ふざけたやつがいるもんだ」とお互いに納得しましたが、正直なところスッキリしません。
「何ていうかこう、疑心暗鬼になっちゃったんですよね。こっちは第三者の仕業だと考えていたのに、向こうはこっちを疑っていたし。こうなると、ウチに石を投げているのもお隣さんじゃないかと思えてきてしまう。そんなはずはないとわかっているはずなのに……」
その後も投石の被害は続き、お隣さんとは何だか気まずい関係になってしまいました。そこでNさんは、「こうなったら何が何でも真犯人を捕まえてやろう」と、探偵に調査を依頼したのです。
■犯人は近所に住む女! 被害者同士を対立させるのが目的だった
Nさんのご依頼を受けた我々は、犯行が疑われる夜間に自宅付近で張り込みを行い、投石犯が現れるのを待ちました。すると、東の空が白み始めるかどうかといった時間帯に、怪しい人物が出現。不審者はキョロキョロと周囲をうかがうと、素早く塀を乗り越えて隣家の敷地内に入り、持っていたと思われる石をNさんの家に投げつけて逃走しました。
この不審者を尾行したところ、同じ町内に住む女だと判明。犯人は2日後にも出現し、今度はNさん宅の敷地内から隣家に向かって石を投げつけました。やはり一連の投石騒ぎは、同じ人物によるイタズラだったのです。
この証拠のおかげで誤解が解け、Nさんはお隣さんと和解。一緒に犯人の家を訪ねて詰問したところ、最初は喚き散らして否定したものの、警察への通報をちらつかせると渋々犯行を認めました。
どうやら犯人は、Nさんとお隣さんが2人して自分を馬鹿にしているものと考えており、その仕返しのために2人を対立させようとした模様。もちろんこれは事実無根で、犯人の完全な被害妄想とみられます。Nさんは今後、お隣さんとともに外壁の補修費用などを犯人に請求するそうです。
■愛知県内での嫌がらせ調査は、スマイルエージェント本部にお任せ!
嫌がらせ行為は複数の人を対象に行われることもあります。対象の選定には何らかの理由があるのかもしれませんし、無差別なのかもしれません。
時には無実の人や他の被害者を犯人だと疑ってしまうケースがある他、今回の事例のように「そもそもそれが犯人の狙い」という場合もあります。トラブルの悪化を防ぐためには、何よりもまず犯人を特定し証拠を押さえることが重要です。お困りの際は、スマイルエージェント本部までお気軽にご相談ください。