皆様、こんばんは。
全国調査対応の探偵事務所「総合探偵社スマイルエージェント本部」の調査員Tです。
いつも当探偵ブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は、社内の重要情報に異様に詳しい社員がいるため、盗聴を疑って会議室内をチェックしたところ、実際に盗聴器が発見された事例をご紹介いたします。
※ご依頼者様には、氏名などを公表しないことを条件として、記事にすることをご了承いただいております。
■なぜか会社の重要情報に詳しい「事情通」社員
依頼者:静岡県浜松市 50代 会社役員 Iさん
Iさんの会社には、「事情通」として知られる社員Aがいます。Aはどういうわけか社内の重要な情報に詳しく、社員の異動や評価、人間関係、会議での失言、そして会社の今後の方針まで把握していることがあるのだそうです。そのため、「何か気になることがある時はAさんに聞きに行け」というのが、社内では一種のお決まりのようになっていました。
「正直、私ら上層部としてはあまり感心しない話でしたね。何でそんなことまで知っているんだって感じですし、尾ひれがついた情報が広まるのも困りますから」
とはいえ、人の口に戸は立てられません。どこの会社にもAのような「事情通」はいるものですし、許容できなくはない範囲だとIさんたちも捉えていました。ところが……。
■上層部しか知らないはずの情報が漏れた! 一体なぜ?
最近になって、上層部のAに対する目が厳しくなりました。詳細は記載できないのですが、会議で話し合われた「社長を含む数名しか知らないはずの情報」を、なぜかAが把握していたというのです。もちろん、噂はすぐに社内に広がってしまいました。
「マイナスの情報ではないので大騒ぎになるようなことはありませんでしたけど、これでもう私らとしてもAを無視できなくなったんです。Aが一体どのようにして情報を得ているのか、はっきりさせないといけなくなりました」
当然、上層部の誰かが情報を漏らしているのではないかという疑惑も浮上し、Iさんにもその嫌疑がかけられたのだそうです。とはいえ、状況からいって最も疑うべきなのは盗聴でしょう。Iさんは盗聴器発見調査を提案し、密かに調査が行われることになりました。
■「事情通」社員は会議室を盗聴していた!
さて、Aが会議の内容を把握していたということは、会議室が盗聴されている可能性が高いということです。そこで、従業員に知られないよう会議室の調査を行ったところ、予想通り盗聴器が発見されました。これでは、会議の内容は盗聴犯に筒抜けになっているはずです。ただ、不幸中の幸いというべきか、他の場所からは盗聴器は発見されませんでした。
ここでIさんは一計を案じ、盗聴器をそのまま残した上で会議室に隠しカメラを設置。さらに、「会社が盗聴器発見調査を行うらしい」という情報を流しました。すると、Aが休日に会社を訪れ、盗聴器を回収する様子がはっきりとカメラに収められたのです。これで、Aが盗聴犯であることはほぼ確定といっていいでしょう。
その後、念のためAの素行調査も行いましたが、他社の人間と接触して情報を流している様子は特に見られませんでした。とはいえ、会議室を盗聴するだけでも重大な問題です。就業規則に違反しているのは間違いないそうなので、「事情通」ぶっていた盗聴犯のAには、厳しい処分が下されることになるでしょう。
■静岡県内の盗聴器発見調査や社員素行調査は、スマイルエージェント本部へ!
企業にとって、情報漏洩は絶対に防がなければならないトラブルです。外部に漏洩してしまうのはもちろんですが、一部の人だけが知るべき情報が社内全体に広まってしまう事態も、当然避けなければなりません。
もしそのようなトラブルが発生したら、盗聴を疑って調査をするのがおすすめです。お困りの際は、スマイルエージェント本部までお気軽にご相談ください。