皆様、こんばんは。
全国調査対応の探偵事務所「総合探偵社スマイルエージェント本部」の調査員Yです。
いつも当探偵ブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は、認知症の疑いがある父親が犬の散歩に出かけ、途中で犬を置いて1人だけで帰宅してしまったため、探偵に捜索を依頼した事例をご紹介します。
※ご依頼者様には、氏名などの個人が特定される情報を公表しないことを条件として、記事にすることをご了承いただいております。
■愛犬の散歩が日課の父に認知症疑惑
依頼者:静岡県三島市 50代 会社員 Hさん
Hさんと同居しているお父さんは、愛犬のファルコン君(仮名)の散歩をするのが日課になっています。健康維持のためにちょうどいいと、お父さんも家族も思っているのですが、Hさんには1つ気がかりなことがありました。実は最近、お父さんに認知症の兆候が現れているというのです。
「今日の日付がわからないとか、同じことを何度も聞いてくるとか、明らかに認知症の症状が出てるんですよね。一度病院に連れて行った方がいいんじゃないかと、相談もしていたところだったんです」
しかしHさんは、日課であるファルコン君の散歩までは止めようとしませんでした。流石に犬の散歩ができないほどひどい状態には見えず、外出を制限するとかえって健康を損ねてしまうのではないかと思ったからです。また、ファルコン君はとても賢い犬なので、最悪ファルコン君がお父さんを導いてくれるだろうという考えもありました。ところが……。
■散歩に行った父が、愛犬を置いて1人で帰ってきた!
「びっくりしましたよ。ファルコンの散歩に行ったはずの父が1人で帰ってきて、『ファルコンは?』って聞いたら『知らん』って言うんですから」
そう、何とお父さんは、散歩の途中でファルコン君を置いてきて、1人で帰宅してしまったようなのです。Hさんたちは、一体どこにファルコン君を放置してきたのか聞き出そうとしましたが、お父さんの返事はまったく要領を得ません。そもそも、普段の散歩コースを歩いたのかどうかすらもわからないのです。
いずれファルコン君もひょっこり帰宅するのではないか……という期待もありましたが、何時間経過しても戻ってきません。もしかすると、土地勘のない場所に放置されて迷っているのかもしれない。そう不安になったHさんは、探偵にファルコン君の捜索を依頼しました。
■いつもの散歩コース付近で愛犬を無事発見! 父は病院へ
通常、散歩中に犬が逃げ出してしまった場合は、その地点から捜索を開始します。しかし今回のケースでは、お父さんとファルコン君が別れたのがどこなのかはっきりしません。まったく見当違いの方向に行ってしまったのではないか、というHさんの危惧はもっともです。
それでも闇雲に探し回るよりは……ということで、まずは普段の散歩コースをたどることに。すると、近隣の方の目撃証言から、どうやらお父さんは普段の散歩コースに近い場所を歩いていたらしいことがわかりました。帰宅するまでの時間を考慮しても、おそらく大きくズレたコースを選んではいないでしょう。
これで自信を深めて捜索を続けたところ、数時間後に物陰でうずくまっているファルコン君を発見! 予想よりも早く発見できたため、Hさんは大変安堵していらっしゃいました。
さて、問題はお父さんです。こうなった以上、もうファルコン君の散歩を任せるわけにはいきません。無事戻ってきたファルコン君を見ても、何が起きているのか今ひとつ理解できていない様子だったそうなので、認知症である可能性は極めて高いでしょう。Hさんは、すぐにでもお父さんを病院に連れて行くそうです。
■静岡県内でのペット捜索調査は、スマイルエージェント本部にお任せ!
ペットの捜索は、行方不明になった時の状況に合わせて対応を決定します。しかし、今回の事例のように、いつ・どこで・どういう状況で行方不明になったのかはっきりしない場合もあります。
そのような時こそ、1分でも早く捜索を開始しなければなりません。お困りの際は、スマイルエージェント本部までお気軽にご相談ください。