皆様、こんばんは。
全国調査対応の探偵事務所「総合探偵社スマイルエージェント本部」の調査員Yです。
いつも当探偵ブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は、姿を見せなくなった地域猫を探すために調査を実施した事例をご紹介します。
※ご依頼者様には、氏名などの個人が特定される情報を公表しないことを条件として、記事にすることをご了承いただいております。
■お店の近くによくいた地域猫が、姿を見せなくなった
依頼者：大阪府大阪市 50代 自営業 Sさん
ペット捜索調査では、時々「依頼者自身が飼育しているわけではない子」の捜索を頼まれることがあります。たとえば、友達から預かったペットが逃げてしまったとか、動物病院や保護施設から動物が脱走したとかいったケースです。
しかし、Sさんの場合はより特殊な案件でした。いわゆる「地域猫」を見つけ出してほしいというのです。
その猫はSさんのお住まいの地域で暮らしていて、特に名前は決まっておらず、地域の人々からは『ネコちゃん』とか『あのネコ』と呼ばれていました。どういうわけか、Sさんの経営するお店の周辺にいることが多く、近所では半ばSさんの飼い猫のような扱いを受けていたようです。
Sさんも地域の人々も、そのネコちゃんを大変かわいがっていました。ところが、しばらく前から、ネコちゃんの姿が見えなくなってしまったというのです。
■地域猫はどこへ？ 心配になり探偵に調査を依頼
「お店のお客さんや近所の人からも『あのネコ最近見ないよね。どうしたの？』って聞かれるんですよ。そう言われても、私が飼っているわけじゃないし、本人（本猫？）がどこに行こうと自由ですからねえ」
猫は自分の縄張りを持っており、普段はその範囲内で生活しています。Sさんのお店付近によくいたのは、そこが縄張りだからでしょう。それにもかかわらず姿を消した以上、何か事情があったと考えざるをえません。
縄張り争いに負けて追い出されたにしては、新しい猫の姿はない。となると、他にいい場所を見つけたので引っ越したか、誰かに拾われて飼育されているか、どこかで他界したか……といった可能性が挙げられます。
いずれにせよ、ネコちゃんがいなくなったのなら仕方のない話ですし、どうなろうとSさんには責任はありません。しかし、Sさんは何だか心配になり、このまま何もせずにいると後悔するような気がしてきました。そこで、可能な範囲でネコちゃんを探してみようと、探偵に捜索を依頼したのです。
■地域猫は人気のない公園付近で平穏に暮らしていた！
今回の調査の重要なポイントは、ネコちゃんを連れ戻す必要はないという点です。誰かに連れて行かれたなど、本人の意思とは無関係に居住地が変わってしまった可能性もなくはありません。しかし、どんな事情であれ今の場所に居着いているのならそれでいい、というのがSさんのお考えでした。
さて、ネコちゃんは去勢済みのオス猫だそうなので、おそらくですが縄張りはそれほど広くないはずです。つまり、一度でも姿を捕捉できれば、その周辺を集中的に調べて行動範囲を特定しやすいということになります。そこで我々は、Sさんやご近所さんの証言から元の縄張りを推測し、そこを外したエリアの猫が通りそうな場所にカメラを設置しました。
すると、数日後にネコちゃんの姿を捉えることに成功。そこを起点に調査範囲を絞り込んだ結果、Sさんのお店からはそれなりに離れた、人気のない公園付近で暮らしていることがわかりました。
この報告にSさんもホッと一息。その後、何度か現在の居場所を訪れてみたところ、ネコちゃんと無事に『再会』できたそうです。これからも静かに見守っていくとのこと。ネコちゃんが長生きしてくれるといいですね。
■ペット捜索調査は、スマイルエージェント本部にお任せ！
ペット捜索調査は、対象者の立場を特に問いません。個人で飼育しているペットでも、施設や病院で保護しているペットでも、飼い主が定まっていない動物でも捜索することが可能です。ペット捜索は時間との勝負なので、とにかく早急に動かなければなりません。お困りの際は、どんな事情でもスマイルエージェント本部までお気軽にご相談ください。
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