皆様、おはようございます。
全国調査対応の探偵事務所 「総合探偵社スマイルエージェント本部」の調査員Iです。
いつも当探偵ブログをお読みいただきありがとうございます。
当探偵事務所でも、素行調査の一環として「いじめ問題」を数多く調査して参りました。
調査を通して思う事は、被害者だけではなく、加害者も苦しんでいるという事。
いじめ問題というのは表面的な事だけでなく、根本的な解決が必要だなと日々実感しています。
そんな中、2019年にフロリダ・アトランティック大学が発表した「いじめ」についての研究結果がとても興味深かったので、今回は紹介させていただこうと思います。
■いじめの根本的な原因は「親の育て方」だった?!
2019年にフロリダ・アトランティック大学が発表した研究結果によると、いじめられっ子もいじめっ子も、なんと!同じ特徴を持っている事がわかったそうです。
家庭環境や子供の知性など、さまざまな要因がある中、最も影響が大きいとされたのが「親の育て方」。
いったい、どんな育て方をされてきたのでしょうか…。
■親に侮辱されたり、皮肉を言われて育った子供たち
同研究では、いじめに関わる子供たちの多くは、親に侮辱されたり、皮肉を言われて育ったという事がわかっています。
侮辱?皮肉って例えばどんなの?と疑問に思いますよね。
例えば、お手伝いをしない子に対して、「お手伝いしなさい!」これはOKです。
そうではなく、「どうして、あなたは他の子のようにできないの?!」「こんな簡単な事もできないの?!」というように、プライドを傷つけられるような叱り方の事を言います。
さらに、注目すべきは、いじめっ子もいじめられっ子も同じ特徴を持っているという事。
このような育ち方をした子供は、いじめの加害者にも被害者にもなり得るという事なんです。
■どうして親に侮辱されるといじめに繋がるの?
では、なぜこのような育て方がいじめへと繋がるのでしょうか。
研究内容を、以下にまとめてみました。
- いじめられっ子のケース
親に侮辱され続け自信を無くした子供は、いじめられても反抗できず、いじめられても仕方ないと思ってしまいます。結果、いじめられ続けてしまいます。
- いじめっ子のケース
自信を無くした子供は、健全なコミュニケーションを築くことが難しく、他人との距離の取り方がわからなくなってしまいます。
その結果、人を攻撃したり、いじめる側に加担したりと問題行動を起こします。
研究では「親の育て方」と言われていますが、子供に関わるのは親だけではありません。
習い事や、保育園、幼稚園、小中学校など、あらゆる教育場面でプライドを傷つけられる指導は考えられます。
全ての大人がこの事実を知り、子供への叱り方を注意する事が必要ですね。
■調査を通して、いじめ加害者にも大きな悩みがある現実
今回、興味深い研究結果をご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
全てのいじめが「親の育て方」が原因というわけではありません。
今回ご紹介した研究で強い傾向として証明されただけですが、私たちが日ごろいじめ調査を通して思う事は加害者側にも大きな悩みがあるという事です。
全国調査対応の「総合探偵社スマイルエージェント本部」の素行調査ではいじめ問題も多く取り扱っております。
いじめ問題の表面的な解決だけでなく、根本的な解決も目指しておりますので、不安に思う事がある方は、どうぞ気軽にご相談ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは何かありましたら、お気軽にお問合せ下さい。