【沖縄・GPS無断取り付け事件】ストーカー行為の被害にあうのは、メインのターゲットだけとは限りません!

「ストーカーの被害にあう」と聞くと、多くの方は「自分が直接の被害者になる」状況をイメージするかと思います。家族や友人がストーカーの被害にあっている時も、心配しサポートするかもしれませんが、あくまでも他者の問題だと考えるでしょう。

 

しかし、身近な人がストーカーに狙われた結果、自分が巻き込まれてしまうケースもあるのです。今回は沖縄で発生したストーカー事件を参考に、ストーカー対策の重要性について考えてみましょう。

 

【参考】

・https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20230113/5090021555.html

・https://megalodon.jp/2023-0128-0917-04/https://www.fnn.jp:443/articles/-/470902

・https://megalodon.jp/2023-0128-0918-29/https://ryukyushimpo.jp:443/news/entry-1646972.html

■好意を寄せる女性の友人男性の車にGPS機器を取り付けた男が逮捕

2023年113日、沖縄県沖縄市に住む会社員の男が、ストーカー規制法違反の容疑で逮捕されました。容疑の内容は、好意を寄せる女性の友人に当たる男性の車に無承諾でGPS機器を取り付け、位置情報を取得したというものです。GPS機器を使用したストーカー規制法違反での逮捕は、沖縄県内では初の事例とのことです。

 

容疑者は、女性の車の鍵を盗むなどして複数回逮捕されており、今回が3回目の逮捕となります。202212月には、女性の車に無断でGPS機器を取り付けたとして、同じくストーカー規制法違反で書類送検されていました。容疑者は「男性の車の動きを観察したことに間違いないが、女性に対する恋愛感情から行った行為ではない」と主張し、容疑を一部否認しています。

■容疑者は知人男性の車の位置から、女性の居場所を探ろうとしていた

今回の事件において、容疑者が女性の知人男性の車にGPSを取り付けた動機は、女性の居場所を割り出してつきまとうためだったとされています。なぜ知人男性の車へのGPS取り付けが、女性の居場所の特定になるのかについては、詳しい報道がありません。

 

ただ、容疑者が女性の車および知人男性の車にGPSを取り付けたのは、どちらも同じ時期だったことがわかっています。加えて20221125日~123日には、知人男性の自宅に5回にわたって押しかけたとのことです(この際にGPSを取り付けた模様)。

 

この状況から推測するに、おそらく容疑者は女性と知人男性が交際しているか、それに近い関係だと思っていたのでしょう。知人男性が女性を車に乗せたり、車で自宅を訪れたりしているなら、男性の車の位置を知ることで女性の居場所を特定できる可能性は確かにあります。もちろん実際には、2人がどのような関係なのかは不明です。

■巻き込まれる形でストーカーの被害にあう可能性は十分ある

今回の事件について1つ言えるのは、知人男性は完全に巻き込まれた立場だということです。特に、知人男性が女性と交際しているわけではなく、あくまでもただの友人だった場合は、まさにとばっちりとしか言いようがありません(どちらにせよストーカー行為は許されませんが)。

 

この事例を見てもわかるように、ストーカーというのはメインのターゲットだけでなく、その周囲の人にも狙いを定める可能性があります。それはメインターゲットの居場所を探るためかもしれませんし、その他の情報収集のためかもしれませんし、嫌がらせのためかもしれません。

 

いずれにしても、ストーカー行為は多くの人を恐怖に陥れる可能性があります。家族やパートナー、友人などがストーカー行為の被害にあっていたら、親身になって支えてあげると同時に、自分が巻き込まれるかもしれないと考え警戒することが大切です。

■ストーカー調査は、スマイルエージェント本部にお任せ!

今回の被害者の女性は、202211月に警察に相談していたそうなので、警察はとても素早く動いてくれたといえるでしょう。しかし、証拠が不十分だったりストーカーの正体がわからなかったりすると、警察が動けないことも少なくありません。

 

そのような時は、探偵の調査で証拠を押さえるのが最も確実です。自分自身はもちろん、身の回りの人がストーカーの被害にあっている時も、ぜひスマイルエージェント本部にご相談ください。

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