嫌がらせを受けるようになるきっかけはさまざまですが、特に怖いものの1つが「逆恨み」です。あまりにも理不尽である一方、加害者は強い恨みを抱いているため、泥沼化することが珍しくありません。
身を守るためには、警察に相談するのはもちろん、探偵の調査や防犯カメラなども活用するのがおすすめです。今回は、神戸で発生した嫌がらせ事件を参考に、嫌がらせへの対処法について考えてみましょう。
【参考】
■マンションを強制退去させられた逆恨みで、経営者に嫌がらせをした男が逮捕
2024年8月、兵庫県神戸市西区に住む無職の男が、県迷惑防止条例違反の疑いで逮捕されました。容疑の内容は、同市内でマンションを経営する50代男性の事務所に、6月21日~25日までの間、4回にわたって無言電話をかけたというものです。
実は容疑者は、もともと被害者が経営するマンションの住人でした。しかし、近隣住民とのトラブルが絶えず、2022年7月にマンションを強制退去に。するとその後、容疑者がマンション周辺を徘徊するようになり、被害者は中傷メールによる嫌がらせを受けるようになったのです。
警察は二度にわたって嫌がらせをやめるよう警告したものの、容疑者の行動は止まらず、今年6月に入ってから事務所に無言電話がかかってくるようになりました。そして警察の捜査により、無言電話の発信元(の1つ?)が公衆電話だと判明。その付近の防犯カメラに、容疑者が電話をかけている様子が映っていたため、ついに逮捕に至ったというわけです。
嫌がらせ行為は、2年間で数百回にも及ぶとみられています。男は容疑を否認しているそうですが、状況からいっても犯人なのはほぼ間違いありませんし、余罪もまだまだ出てくるかもしれません。
■逆恨みによる報復は怖い! 探偵の調査や防犯カメラで対策を!
この事件は、逆恨みから嫌がらせに発展したわかりやすいケースです。近隣住民とトラブルを起こした挙句、強制退去させたら嫌がらせを受けるようになったのですから、被害者にとってはまさに災難でした。
とはいえ、もともと問題のある人物だったと思われるため、このような行動に出たことはまったく不思議ではありません。誰かを叱ったり罰したりした後、逆恨みによる報復を受ける可能性があることを、私たちは意識しておかなければならないのです。何か異変が起きたら、すぐに警察や探偵に相談しましょう。
そして、この事件の大きな特徴は、無言電話をかけてきたのが容疑者であることを特定するために、防犯カメラが活用されたことです。おそらく容疑者は、自分の身元を特定されないよう、公衆電話から無言電話をかけたのでしょう。しかし、防犯カメラがその様子をしっかり捉えていたため、あえなく御用となりました。
このように防犯カメラというものは、思わぬ映像を撮影していることがしばしばあります。嫌がらせなどの被害にあった際、証拠の確保を目的に設置するのはもちろん、安全対策として普段から設置しておくのもおすすめです。探偵は防犯カメラ設置のサポートも行えますから、適切な性能や設置場所がわからない時は、ぜひ相談してみてください。
■嫌がらせ調査は、スマイルエージェント本部にお任せ!
今回の事件は防犯カメラが活躍したケースでしたが、素行調査によって怪しい人物の行動を調べた結果、「証拠を突き合わせる限りこの人が犯人で間違いない」と判断されるケースも多々あります。地道な証拠集めはトラブル解決の基本なので、まずやってみることが何よりも大切です。お悩みの際は、スマイルエージェント本部までお気軽にご相談ください。
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