【国民民主党・平岩征樹議員不倫トラブル】その新人、本当に大丈夫？　「身体検査」には探偵の調査が有効です！

2025年5月25日

どのような組織にとっても、新人の採用は非常に重要なミッションです。採用した後になって、新人が実は大きな問題を抱えていることが発覚した場合、組織が致命的なダメージを受けるケースすらあります。

採用活動にはただでさえ時間とお金がかかるのですから、このようなトラブルは絶対に防がなければなりません。今回は、国民民主党・平岩征樹議員の不倫トラブルを参考に、新人の「身体検査」の重要性について考えてみましょう。

【参考】

■国民民主党の平岩議員が独身と偽り不倫！　氏名も職業も嘘

2025年4月22日、国民民主党の平岩征樹衆院議員の不倫スキャンダルを週刊現代がスクープしました。平岩議員はこれに先立ち、自身のHPで記事の内容が事実であると認めて謝罪。翌23日には無期限の党員資格停止処分となり、5月14日には国民民主党を離党しています。

政治家の不貞行為は重く見られるべきですが、もし内容が単なる不倫であったなら、離党するほどの大事にはならなかったかもしれません。しかし、平岩議員の不倫は極めて悪質なものでした。というのも、自身の結婚歴・氏名・職業をすべて偽っていたからです。

経緯を見ていくと、平岩議員は貝塚市議会議員だった2021年頃、マッチングアプリで不倫相手の女性と知り合いました。女性には「橋本正樹」と名乗り、職業は「関西国際空港の運営会社の幹部職員」であると自己紹介。さらに、実際には妻子がいるにもかかわらず、女性の確認に対して独身であると偽ったのです。

しかし、平岩議員の言動に不自然な点が多かったことから、女性がネットで情報を調べて真実が発覚。2人の関係はごく短期間で終わりました。そして今回、女性からの告発を受けた週刊現代が平岩議員に直撃取材→トラブル発覚→離党に追い込まれたというわけです。あまりに浅はかとしか言いようがありません。

自身を独身だと偽って女性と関係を持った平岩議員の行動は、いわゆる「貞操権侵害」に当たります。女性は平岩議員を独身だと思っていたわけですから、既婚者と関係を持った責任は問われず、逆に不法行為の被害者として損害賠償を請求できます。

せめて平岩議員が本名を名乗っていれば、「女性も相手が既婚者だと気づいていた可能性がある」という主張もできたのですが、偽名を使った以上はこの言い訳も通りません。単なる不倫とは悪質さの度合いが段違いなので、離党は当然といえるでしょう。

そしてこのトラブルは、国民民主党にも大きなダメージを与えました。そもそも平岩議員は、2024年10月の衆院選で当選したばかりの一年生議員。そんな新入りの「やらかし」によって、党のイメージは著しく悪化し、せっかくの議席も離党によって失ってしまいました。

また、国民民主党の不倫トラブルといえば、玉木代表が首班指名当日に不倫をスクープされた件が記憶に新しいところです。これは当コラムでも取り上げました。

その上、国民民主党は7月の参院選に向けて、元衆院議員の山尾（菅野）志桜里氏を候補として擁立しています。山尾氏も数年前に「ゲス不倫」で大炎上し、一時政界からフェードアウトしていた人物です。

こういった事情が重なることで、「国民民主党は不倫議員ばかり」というイメージがついてしまったのは否めません。実際、これらの件が関係しているとは断定できないものの、5月に入ってから国民民主党の支持率は急落しています。躍進著しかった党勢に急ブレーキがかかった格好です。

このような最悪のトラブルを防ぐためにも、新人の「身体検査」は徹底的に行わなければなりません。政治家だけではなく、どのような世界にもいえることです。

たとえば、探偵の素行調査をほんの1週間やってみるだけでも、想像以上に多くの情報を入手することができます。品行方正に見えた人物に「ゲス」な一面があるケースは、まったく珍しくありません。採用してからでは遅いのです。まずは探偵に相談を！

今回のトラブルが7月の参院選にどう響くかはわかりませんが、玉木代表の不倫がスクープされた時に比べ、国民の反応はより厳しくなっている気配があります。短期間に似たような問題が続いたのですから、当然の話でしょう。

当社としては、これを単なる政治批判で終わらせるのではなく、人材採用における「身体検査」の重要性周知につなげたいと考えております。「新人が本当に信用できるのか心配だなあ……」と思ったら、ぜひスマイルエージェント本部にご相談ください。

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