探偵が調査に使うGPSにはどんな機能がある?

探偵が浮気・不倫調査や素行調査を行う時は、GPSを使うことがあります。対象者の移動経路を正確に記録する必要がありますから、取り付けやすいことやどこまでも追跡できることは当たり前で、他にも優れた性能を持っていなければなりません。今回は、探偵が調査に使うGPSが備えている機能をご紹介します。

■移動と停止の正確な記録が何よりも重要

探偵が使うGPSにまず求められるのは、軌跡(移動経路)に加えて「移動」と「停止」を正確に記録できることです。軌跡を正確に記録していたとしても、いつ・どこに・どのくらい停止(滞在)していたのかがわからなければ、あまり意味はありません。重要なのは「ラブホテルの駐車場に入ったこと」ではなく、「そこにしばらく駐車していたこと」なのです。

 

その点、移動と停止のタイミングが正確にわかれば、どこにどのくらい滞在していたのかを細かく把握できます。とある施設の前をたまたま通過しただけなのか、利用する目的で駐車していたのかもわかるでしょう。ある意味では、軌跡自体の記録よりも重要な機能だといえます。

■軌跡の地図上への表示機能や印刷機能があると便利

探偵の調査が終わった後は、調査結果を裁判でも通用する資料としてまとめ、依頼者に提出する必要があります。そのために重要になるのが、軌跡を地図上に表示し、さらに印刷できるようにする機能です。

 

軌跡を文字だけで表示すると、「◯月◯日◯時◯分◯◯付近」という文字列がひたすら続くことになります。これではどう移動したのかがわかりにくく、資料としても使いづらいでしょう。対象者の行動を誰でも一目で理解できるようにするには、地図上への表示機能が必須なのです。

 

その上で、行動の履歴や地図を印刷できれば、調査で得られた情報をまとめ直す必要もなく、資料の核となる部分が簡単にできあがります。後は編集して体裁を整えればOKです。

■スリープモードの自動ON/OFFで電池を節約

GPSを調査に使用する上で、忘れてはならないのが電池の問題です。浮気・不倫調査や素行調査は、どれだけの時間がかかるか予想がつきません。そのため、電池は長持ちすればするほどいいのですが、コンパクトな道具ですから容量には限界があります。それを補うために必要なのがスリープモードです。

 

自動追跡型のGPSは一定間隔で位置情報を検索しますが、長時間停車しているのに位置情報を調べるのは、電池の無駄でしかありません。そのため、調査に使用するGPSは常に電波を発信しているわけではなく、しばらく停車しているとスリープモードに入ります。こうして電池を節約しつつ、再び動き出した時には自動的に起動するのです。

GPSを使った調査は、スマイルエージェント本部へ!

探偵の調査では、専門的な機材が数多く使われます。GPSひとつ取っても、今回ご紹介したようにさまざまな点に気を配っているのです。スマイルエージェント本部でも、調査内容に応じた最適な機材を使用しています。GPSを使った調査や難しい状況での証拠写真撮影をご希望の方は、ぜひご相談ください。

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