探偵が入手を目指す「不貞行為の証拠」ってどういうもの?

探偵が行う不倫・浮気調査では、主に不貞行為=肉体関係の証拠の入手を目指します。不貞行為の証拠は、言い逃れのできない不倫・浮気の証拠だからです。ところで、この「不貞行為の証拠」が具体的に何なのか、ご存じない方も多いのではないでしょうか。今回は、探偵が入手を目指す「不貞行為の証拠」の内容を紹介します。

■不貞行為の様子を直接撮影するのは難しい

不貞行為の最も確実な証拠は、言うまでもなく不貞行為の現場を捉えた動画・写真などです。これ以上ない直接的な証拠なので、どのような人であろうと一切の言い訳ができません。もし入手できれば、確実に不倫・浮気を認めさせられるでしょう。

 

ただ、不貞行為の現場を直接押さえるのは極めて困難です。不貞行為は基本的に密室で行われる以上、その様子を撮影することはまずできません。現場に潜入する、あるいは事前に隠しカメラを仕掛けるなどすれば、不法侵入や盗撮になってしまいます。合法的に隠しカメラを設置できるのは、依頼者の自宅くらいです。

 

そのため探偵の調査では、不貞行為の様子の直接的な撮影は基本的に狙いません。尾行中に屋外で性行為に及んだような場合は別ですが、これは例外的なケースとお考えください。

■ラブホテルに出入りする様子の写真・動画が最も重要

探偵が主に撮影を狙うのは、パートナーと不倫・浮気相手がラブホテルに出入りする様子の写真・動画です。これは不貞行為の様子を直接捉えてはいませんが、ラブホテルは一般的に「カップルが性行為をするための場所」として認知されています。そのため、一緒にラブホテルに入った=肉体関係を持ったと解釈され、出入りの様子の写真は不貞行為の立派な証拠となるのです。

 

また、シティホテル・ビジネスホテルや当事者の自宅などに入って長時間過ごした場合も、不貞行為があったとみなされます。ただ、これらの場所は必ずしも性行為を行う場所ではないため、ラブホテルに比べると証拠力はやや低めです。可能な限り現場を複数回押さえ、親密な関係であることがわかる他の写真も撮影するなどして補強する必要があります。

■デート中の様子の写真・動画も補強として役立つ

不貞行為の証拠となる写真・動画を撮影できれば、探偵は最も重要な役割を果たしたといえます。しかし、それさえ撮影すればいいわけではありません。実際の調査では、補強材料としてより多くの写真を撮影しています。その方が、不倫・浮気の実態をより正確に把握できますし、慰謝料の金額アップにもつながる可能性があるからです。

 

たとえば、腕を組んで歩き楽しそうにデートをする様子を撮影すれば、2人が行きずりの関係ではなく親密な関係であるとわかります。高級なレストランで食事をしたり、高価なプレゼントを買ったりしている様子を撮影すれば、それだけお金をかけても惜しくない関係だと客観的に証明できるでしょう。

 

こういった証拠の積み重ねにより、不貞行為の事実は確認できなかったにも関わらず、不法行為責任を認め慰謝料の支払いを命じた判例も実際にあります。不貞行為の証拠が最も重要なのは間違いありませんが、他の証拠もしっかりと固めてくれる探偵こそが信頼できるのです。

■不貞行為の証拠の入手は、スマイルエージェント本部にお任せ!

不貞行為の証拠は、自力で入手するのも不可能ではありません。しかし、パートナーに気づかれずに長時間の尾行を行い、ラブホテルに入る瞬間の鮮明な写真を撮影するのは困難です。探偵に調査を依頼するのが最も確実なので、パートナーの不倫・浮気にお悩みの際は、スマイルエージェント本部までお気軽にご相談ください。

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