探偵に不倫・浮気調査を依頼した後にやってはいけないこと【基本編】

探偵による調査は、不倫・浮気の証拠を押さえるための最も確実な方法です。そのため、依頼をした時点で「勝利確定」と思ってしまう方もいるでしょう。しかし、調査を成功させるためには、依頼者自身も行動に気を付けなければなりません。迂闊な行動を取ると、調査を依頼したことをパートナーに知られてしまったり、調査の妨害につながったりするからです。

 

そこで今回から2回にわたり、探偵に不倫・浮気調査を依頼した後にやってはいけないことをご紹介します。前半となる今回は、誰でもついやってしまう行動をまとめた「基本編」です。

■挙動不審になる、冷静さを欠いた行動を取る

多くの依頼者がやりがちなのが、調査中に挙動不審になってしまうことです。「探偵は真面目に調査をしてくれるだろうか?」「本当に証拠を入手できるの?」「対象者に気付かれたらどうしよう」「できればシロであってほしい」。このような気持ちを抱えて結果を待っているわけですから、落ち着きを欠くのもある程度は仕方ないかもしれません。

 

しかし、いかにもソワソワした態度を見せたり、パートナーの予定をしつこく聞いたり、スマートフォンを頻繁に確認したりしていれば、パートナーに「もしかして気づかれた?」と思われてしまう可能性があります。こうなるとパートナーは警戒心を強め、調査の成功率が下がってしまうのです。調査中は探偵を信頼し、冷静かつ普段通りに振る舞いましょう。

■調査のことを他人に話す、パートナーを挑発する

探偵に不倫・浮気調査を依頼したことは、原則として他人に話してはいけません。情報が漏れて、パートナーに伝わってしまうおそれがあるからです。自分の味方だと思っていた人に打ち明けたところ、パートナーに告げ口をされてしまうというケースもあります。

 

同様に、「覚悟しておけ」「しらを切っていられるのも今のうち」「もうすぐ不倫の証拠が手に入る」などと、パートナーを挑発するのもよくありません。調査をしていると直接口にしなかったとしても、パートナーは警戒心を強めるでしょうから、調査の成功率が下がってしまいます。はやる気持ちを抑え、沈黙を貫くことが大切です。

■契約書や名刺を目立つ場所に置く、スマートフォンを放り出す

調査の契約書や探偵の名刺などを目立つ場所に置いておくと、パートナーに見られてしまうおそれがあります。こうなれば、調査を依頼したことを知られたも同然です。自分専用の机の引き出し(できれば鍵付き)など、見つかりにくい場所に保管しておきましょう。それこそ銀行の貸金庫を使っても構いません。

 

また、スマートフォン・携帯電話を放り出しておくと、探偵とのやり取りをパートナーに見られてしまう可能性があります。不倫・浮気を疑う人は、意外と自分自身の情報管理が疎かになりがちです。ロックは必ずかけ、常に身につけるようにしましょう。もちろん、探偵の連絡先の名前を「探偵」で登録するのはNGです。

■夫婦共通の口座から調査費用を支払う

意外な盲点となるのが、調査費用の支払い方です。探偵の調査費用は、少なくとも数十万円単位になります。夫婦共通の口座やクレジットカードからこれだけの支払いを行うと、パートナーに調査のことを気づかれる可能性がありますし、そうでなくとも「何に使ったの!?」とトラブルになってしまうでしょう。

 

そのため、調査費用は自分専用の口座やクレジットカードから支払うのが基本です。場合によっては、事前に口座を作って少しずつお金を貯めたり、新たにクレジットカードを作ったりといった準備が必要になります。費用のことも考えて、計画的に調査を実施してください。

■不倫・浮気調査は、依頼する側も行動に気をつけましょう!

不倫・浮気はちょっとした行動の変化から発覚するものですが、実は調査をする方も同じです。普段とは違う振る舞いやうっかりミスなどが原因で、調査のことをパートナーに気づかれた事例はたくさんあります。意識して自分の行動を正し、調査を成功に導きましょう。次回の記事では、より重大な「禁止事項」をご紹介します。

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