【兵庫・警察官不倫ストーカー事件】不倫からストーカーに発展することも。要注意!

不倫・浮気はそれ自体が大きな問題ですが、不倫相手との関係がこじれた結果、ストーカー問題へと発展してしまうケースがしばしばあります。トラブルが複雑化・泥沼化すれば解決は遠のき、誰も幸せになりません。そうなる前に有効な対策を打つことが重要なのです。今回は兵庫県で発生した事件を参考に、不倫・ストーカー対策について考えてみましょう。

 

【参考】

・https://megalodon.jp/2022-0907-1541-39/https://www.asahi.com:443/articles/ASQ6S5788Q6SPIHB016.html

・https://www.yomiuri.co.jp/national/20220624-OYT1T50255/

・https://www.sankei.com/article/20220624-ZBEOKM5VDVLJ5CPLHMOUABT6H4/

■警部補が元不倫相手に対するストーカー容疑で書類送検

2022年624日、兵庫県神戸市内の警察署に勤務する50代の男性警部補が、ストーカー規制法違反の容疑で書類送検され、減給1ヶ月(10分の1)の懲戒処分にされていたことが判明しました(書類送検・懲戒処分は520日付)。容疑の内容は、不倫相手だった女性にストーカー行為をしたというものです。

 

この警部補は妻子のいる身でありながら、2014年頃から約8年間にわたって女性と交際。20222月に女性から別れを告げられた後、330日~42日にかけて、女性の居場所周辺での待ち伏せ・うろつき・つきまといなどを行いました。そして42日深夜、女性が110番通報したことで発覚したのです。警部補は動機について、「(別れた後に)女性が誰と交際しているのか気になった」などと話しています。

■不倫の泥沼化は悲劇しか生まない。早期解決が重要です!

今回の事件は、本当に「呆れる要素しかない」というのが弊社の率直な感想です。「妻子のいる警察官が」「元不倫相手に」「ストーカー行為をした」……。どこを取っても問題しかありません。

 

そして、気になるのが不倫期間の長さです。約8年もの間不倫をしていたわけですが、警部補の妻は不倫に気づかなかったのでしょうか? それとも、気づいていながら泣き寝入りしていたのでしょうか? 早い段階で不倫関係を断ち切っていたら、夫がストーカーになることもなかったのでは……と思えてなりません。

 

また、警部補と不倫相手が別れた原因は不明ですが、不倫期間の長さを考えると、警部補が(妻と離婚した上での)結婚を匂わせていた可能性もあります。それが叶わなかった結果としての破局なら、警部補は貞操権侵害もしていたことになり、悪質性がさらに高まります。このように、不倫の泥沼化は悲惨な結末しか生まないため、探偵の調査による早期解決が重要なのです。

■職員・従業員の不倫やストーカー行為にも警戒を!

今回問題を起こした警部補は、減給処分を受けた上で別の署に異動になっていますが、降格処分や懲戒免職になったわけではありません。これについて「処分が甘すぎるのでは?」と感じる方もいるでしょう。しかし、不倫・浮気はあくまでもプライベートの問題なので、この程度の処分にとどまることも多いのです。ストーカー行為も、今回の事件のような内容であれば「一発でクビ」というわけにもいかないでしょう。

 

ただし、勤務時間中に不倫をしていたり、不倫相手が警察内部の人間だったりした場合は、さらに処分が重くなっていたと考えられます。以前のコラム(https://smile-agent-jp.com/column/furin/1939/)でも解説しましたが、不倫・浮気をした職員・従業員に懲戒処分を下せるかどうかは、「業務に与えた損害」によって判断されるからです。

 

特にストーカーは不倫・浮気と違って犯罪なので、より重く見る必要があります。社内・組織内で悪質な不倫トラブルやストーカー問題が生じているなら、探偵の調査も活用して早急に対応すべきでしょう。

■不倫・浮気調査やストーカー調査は、スマイルエージェント本部にお任せ!

不倫・浮気やストーカー行為は、どちらも許されないものです。今回の事例のような泥沼化を防ぐためにも、「初期消火」を確実に行わなければなりません。スマイルエージェント本部では、不倫・浮気調査とストーカー調査、そして社員素行調査のすべてに対応しています。適切な調査を早い段階で実施するためにも、まずはお気軽にご相談ください。

おすすめの記事