【兵庫・マンション管理人ストーカー事件】個人情報の悪用にご注意ください

私たちは生活の中で、さまざまな機関・企業に個人情報を渡しています。受け取った側は、個人情報を厳重に管理しなければなりません。しかし中には、業務上知りえた個人情報を悪用し、あろうことかストーカー行為に及ぶ人もいるのです。今回は兵庫県で発生したストーカー事件を参考に、個人情報が悪用される危険性を確認しておきましょう。

 

【参考】

・https://megalodon.jp/2022-0819-2012-25/https://www.asahi.com:443/articles/ASQ8C4HPJQ8CPIHB00C.html

・https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202208/0015545986.shtml

・https://megalodon.jp/2022-0819-2014-01/https://www.asahi.co.jp:443/webnews/pages/abc_16041.html

■女性に執拗なストーカー行為をしていた男が逮捕

2022年811日、兵庫県尼崎市に住む男がストーカー規制法違反の疑いで逮捕されました。逮捕容疑は719日~89日の間に、「女性宅の近隣のスーパーを女性と同時刻に訪れた」「女性の自宅マンション周辺を複数回うろついた」「自宅のベランダに出た女性に対し外から手を振った」などといったストーカー行為をしたというものです。

 

容疑者は2019年頃から、「好きです」といった内容の手紙や携帯電話のメッセージを女性に送るなど、ストーカー行為を繰り返していました。そのため、女性から相談を受けた警察が、口頭と書面で容疑者に複数回警告。それにもかかわらず被害が続いたので、今回の逮捕に至ったのです。ここまでなら、割とよくあるストーカー事件なのですが……

■ストーカーの正体は、被害者の住むマンションの管理人だった!

今回の事件のポイントは容疑者の素性にあります。実はこの男、何と被害者の住むマンションの元管理人。容疑者はその立場を利用し、被害者の部屋番号や携帯電話の番号を把握して、ストーカー行為に及んでいたのです。事案が発覚した結果、容疑者は2021年に管理人を解雇されましたが、結局逮捕されるまでストーカー行為は止まりませんでした。

 

本来、マンションの管理人というのは、居住者の平穏な生活を守る立場のはず。その管理人が、業務上知りえた個人情報を悪用して居住者をストーキングしていたのですから、悪質としか言いようがありません。ストーカーの正体が管理人だと気づいた時、被害者は大きなショックを受けたのではないでしょうか。再発防止に向けた対策が望まれます。

■個人情報を悪用したストーカー行為には、探偵の調査で対抗!

今回の事件では、警察がしっかりと仕事をしてくれたため、無事に犯人の逮捕に至りました。マンションも容疑者を解雇していることから、適切な対応が行われたと評価していいでしょう。しかし、似たような事例はどこでも起こりうると考えなければなりません。

 

マンションをはじめ、勤務先の会社や学校、普段利用している店舗など、私たちが個人情報を預けているところはたくさんあります。その情報にアクセスできる人の中に、1人でも悪意を持った人が紛れていれば、簡単にストーカー事件へと発展してしまうのです。

 

そして今回の事件のように、犯人の素性がすぐに特定できるとは限りません。自分の個人情報を握った正体不明の相手から、一方的にメッセージを送られたり嫌がらせをされたりする可能性は十分あります。対抗するにはストーカー行為の証拠が必要なので、警察に相談しつつ探偵の調査も使用し、犯人の特定と証拠の入手を行いましょう。

■ストーカーの正体特定や証拠の入手は、スマイルエージェント本部にお任せ!

現代は個人情報の保護が重視される時代です。とはいえ、誰にも個人情報を渡さずに生きていくことはできません。個人情報が漏れたり悪用されたりする可能性は常にあるので、「まさか?」と思ったらすぐに対応することが大切です。お悩みの際は、スマイルエージェント本部までお気軽にご相談ください。

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