元彼がストーカーに!ストーカー危険度による具体的な対処法

ストーカー被害として最も多いとされている元交際相手からのストーカー。

「元彼が、別れさせてくれない…」という段階の人から、「元彼が自宅にまで押しかけてくる」という危険な状態の人まで、実害はさまざまです。

 

ですので、今回はストーカー危険度による具体的な対処法を徹底解説していきたいと思います。

現在、お悩み中の方は是非参考にしてみてください。

ストーカーは元交際相手が半分以上!知り合いだけで8割!

ストーカーは元交際相手が半分以上!知り合いだけで8割!

ストーカーは見ず知らずの人から被害を受ける事は少ないと言われています。

令和元年の警視庁のデータによると、ストーカー被害者と加害者の関係は、元交際相手が55%にも上ります。

さらに、見ず知らずの人と知り合いに分けると、知り合いだけで8割以上を占めるという結果になっています。

つまり、ほとんどの場合、ストーカーの加害者は「身近な人」です。

今回は、最も多い元交際相手によるストーカーの対処法に的を絞って解説していこうと思います。

ストーカーの危険度は三段階・段階ごとの対処法

NPO法人ヒューマニティによると、ストーカー行為の危険度は三段階で表す事ができると言います。

段階ごとに対処法も変わってくるため、まずは自分のストーカー被害がどの程度の危険性なのかを判断する必要があります。

 

 

■第一段階・「やりなおして欲しい」と迫る

元交際相手が、「やり直して欲しい」「もう一度だけ会ってくれ」などと迫る段階が第一段階です。

この場合の対処法としては、相手を批判しない事。

ショックを与えて諦めてもらおうと思い、相手のダメなところを言ったり、酷く傷つけるのは厳禁です。

既に自己愛がとても傷ついている状態なので、これ以上刺激しないように気を付けてください。

 

「私は好きではないので別れて欲しい」「あなたと会うのはつらい」と、はっきりと自分の意志を伝えます。

2人で話し合う場合も、必ず人のいる場所で行ってください。

 

 

■第二段階・「会えないなら死ぬ」などと言い出す

次の段階が「会えないなら死ぬ」「責任を取れ!」などいう場合です。

こうなってくると、当事者同士の話し合いでは解決できなくなっています。

対処法は、第三者を介入させる事。

 

警察にストーカー規制法に基づいて「警告」を出してもらったり、専門機関を介入させるなどの方法で対処していきます。

 

 

■第三段階・「殺す」などと言い危険な行動をしだす

最後は、最も危険な第三段階です。

「殺す」と言い出したり、リベンジポルノや暴力、家に侵入されるなど、身の危険を強く感じる場合です。

この場合は、身を隠す事と警察に積極的に動いてもらう事。

 

知人や友人の家に身を潜めたり、ホテルなどに避難する必要があります。

また、実家を知られている場合は実家にも注意が必要です。

警察に状況を説明し、パトロールしてもらうなど対策をしてもらいましょう。

ここまで行くと冷静な話し合いは無理です。

警察に動いてもらい、相手を摘発して事件として扱ってもらう必要があります。

まとめ

ストーカー被害の対処法を解説致しました。

どの段階においても言える事は、ストーカー加害者は自己愛がとても傷ついているという事です。

ここでさらに自己愛を傷つけてしまうと逆恨みされストーカー行為はエスカレートしていきます。

「相手を傷つけないようにして、気持ちを伝えて断る」というのを意識して対処していきましょう。

 

また、当探偵事務所ではストーカー対策も行っています。

今回ご紹介しました第二段階、第三段階のようになっている場合は、当事者同士での解決は望めません。

不安に思う事があれば、小さな事でも気軽にお問合せください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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