【ハシモトホームパワハラ自殺】家族や友人の異変に気付いたら探偵に相談を!

職場におけるパワハラ(パワーハラスメント)は、近年大きな問題になっています。国もパワハラ防止法を制定・施行するなど対策を強化していますが、パワハラはそう簡単にはなくなりません。

 

最悪の場合、自殺に追い込まれるケースもあるため、家族や友人の様子には十分に気を配っておくことが大切です。今回は、住宅会社「ハシモトホーム」の従業員がパワハラで自殺に追い込まれた事件を参考に、探偵の調査によるパワハラ対策について解説します。

 

【参考】

・自殺社員への「侮辱賞状」、他の社員にも 社長「余興の域越え反省」

・侮辱賞状」は尊厳を傷つける行為 専門家が語るパワハラ相談の鉄則

・新年会で「症状」… 「家族が見たらどう思うか想像しなかったのか」 ハシモトホーム提訴、妻がコメント

 

■住宅会社「ハシモトホーム」の従業員がパワハラにより自殺

今回パワハラ問題を起こしたのは、青森県八戸市を拠点に東北地方で事業を展開する住宅メーカー「ハシモトホーム」です。被害者はこの会社の従業員だった40代の男性で、上司のパワハラや過重労働によって追い詰められ、2018年に自ら命を絶ちました。遺族は会社側に約8000万円の損害賠償を求める訴訟を起こしており、会社側もパワハラがあったこと、結果として従業員が自殺したことを認めています。

 

パワハラは少なくとも半年以上続いていたと見られ、「おまえバカか?」などと男性を強く叱責・侮辱する内容のメールが、上司から複数回送信されていました。おそらく他にも数々のパワハラがあったのでしょう。中でも特に注目されているのが、20181月の新年会で被害者に手渡されたという「侮辱賞状」です。

 

「賞状」をもじって「症状」と題されたこの書面には、「貴方は、今まで大した成績を残さず、あーあって感じ」「陰で努力し、あまり頑張ってない様に見えてやはり頑張ってない」「一発屋にならない様に日々努力して下さい」など、被害者を中傷する文章が書き連ねられていました。これを会社関係者の前で渡したというのですから、明らかに常軌を逸しています。

 

これらのパワハラにより、男性は重度のうつ病を発症。労働時間も長く、発症前1ヶ月間の時間外労働時間は、過労死ライン寸前の約76時間でした。そして「症状」を受け取った翌月の2月、車の中で自殺したのです。202012月には労災認定もされていますが、今回遺族が訴訟を起こし話題になるまで、会社からは謝罪がありませんでした。このような会社の体質も強く批判されています。

 

■「侮辱症状」は冗談のつもりだった? 人によって捉え方は違う

今回の事件で注目すべきなのは、問題の「症状」が男性に渡された経緯です。ハシモトホームの社長によれば、「症状」は10年ほど前から年始行事の一環として、成績上位の従業員に渡していたとのこと。すなわち男性は優秀な社員であり、会社側はあくまでも表彰として「症状」を渡していたのです。一種のジョークのようなものだったのでしょう。

 

しかしながら、世間一般の常識に照らして考えれば、単なる嫌がらせといわざるをえません。男性の妻もこの「症状」については、「家族が見たらどう思うのか、何も想像しなかったのか」と批判しています。他のパワハラがなければ、ひねりを利かせた叱咤激励と受け止められなくもないのですが、被害者にとってはまさに「とどめ」だったのです。

 

つまるところ、このような異常な風習がまかり通っているハシモトホームの体質こそが、すべての元凶なのでしょう。いじめやパワハラ問題ではよくあることですが、いじめている側にとっては「ただの冗談」でも、いじめられている側にとっては「大きな苦痛」なのです。同じ言葉・行為でも人によって捉え方は違うと考え、気をつけて発言・行動しなければなりません。経営者や管理職の方は、特に注意してください。

 

■パワハラ被害者は意思表示が難しいことも。周囲の人は注意

パワハラ対策では、被害者本人はもちろん周囲の対応も重要です。パワハラ被害者は精神的に追い詰められている上、職場の問題ということもあって、意思表示が困難になるケースが珍しくありません。つまり、パワハラのことを誰にも相談できないまま、悩みを抱え込んでしまいがちなのです。放っておけば精神疾患などを発症し、最悪の場合は自殺に至ります。

 

そのため、家族や友人の様子がどこかおかしければ、早めにパワハラを疑いましょう。少しでも早くパワハラに気づくことができれば、職場に対してアクションを起こし、改善を求めたり損害賠償を請求したりできます。被害者が誠実な人であればあるほど、パワハラを「自分のせい」として受け入れてしまいがちなので、時には強く説得することも大切です。

 

とはいえ、パワハラの客観的な証拠を入手できず、行動を起こせないことも多いでしょう。そのような時におすすめなのが探偵の調査です。パワハラが会社の外で行われていれば、尾行によって証拠写真を撮影できます。会社の中で行われていたとしても、ボイスレコーダーなどを使って証拠を入手することは可能です。

 

もちろん、「家族の様子がおかしいので原因を調べてほしい」といった、パワハラかどうかを確認するための調査にも対応できます。調査に取り掛かるのが早ければ解決も早まるので、最悪の事態を防ぐためにも、気になることがあったらすぐに探偵に相談しましょう。

 

■パワハラの証拠の入手は、スマイルエージェント本部にお任せ!

ハシモトホームの一件のように、常軌を逸したパワハラが横行していながら、長年表沙汰にならないケースは少なくありません。決して他人ごととは考えず、自分もいつか被害者になりうる、そして周囲にはすでに被害者がいるかもしれないと注意しておく必要があります。

 

会社の中で行われていることだけに、客観的な証拠を入手する難易度は高いので、まずは探偵に相談するのが最も確実な対処法です。パワハラの被害にあっている時や、家族・友人にそのような様子が見られる時は、お早めにスマイルエージェント本部までご相談ください。