皆様、おはようございます。
全国調査対応の探偵事務所「総合探偵社スマイルエージェント本部」の調査員Yです。
いつも当探偵ブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は、庭にしばしば何者かの足跡ができているため、泥棒や不審者を疑ったものの、最終的には「足跡を作るイタズラ」だったことが判明した事例をご紹介します。
※ご依頼者様には、氏名などの個人が特定される情報を公表しないことを条件として、記事にすることをご了承いただいております。
■朝起きたら庭に謎の足跡が……
依頼者：福岡県行橋市 50代 会社員 Uさん
とある休日の朝、Uさんは奥さんから「ちょっと来て！ 大変なの！」と叩き起こされました。一体何なのかと思ったUさんでしたが、奥さんに言われるがまま庭を見て仰天。何と、外から誰かが入ってきたと思われる足跡がついているではありませんか。おそらく夜の間に何者かが侵入したのです。
泥棒だと思ったUさんは、すぐさま何か取られたものはないかと家中をチェックしました。すると幸い、特に何かが盗まれた形跡はなく、壊されたものもありません。というよりも、窓が壊されるなど家の中に侵入された形跡自体がないのです。
ひとまず安堵したUさんでしたが、少なくとも不法侵入の被害にあっているのは確かなので、警察に相談。何か被害があったことに気づいたら、改めて警察に連絡することにしました。すると……。
■「足跡事件」だけが何度も発生。犯人の狙いは一体何？
「驚きましたよ。それから何日かしたら、また足跡がついているんですから」
何とUさん宅では、その後も数日おきに庭で足跡が発見されたのです。その度に被害が出ていないかどうか確認するのですが、相変わらず盗まれたものや壊されたものはなく、家の中に侵入された形跡もありません。ただ足跡だけが残っているのです。
ここに来てUさんは「何か変だな」と思うようになりました。庭への侵入だけを繰り返し、他には何もせずに去っていく犯人の狙いは何なのでしょう？ そもそも、問題の足跡はあまりにもくっきり残りすぎているように感じます。まるで、わざとつけているような……。
いずれにしても、このまま放っておけば不法侵入が繰り返されるでしょう。そのため、Uさんは探偵に調査を依頼し、犯人の正体を特定してもらうことにしました。
■犯人は土地トラブルの相手！ わざとらしく足跡だけを残していた
相談の結果、我々はまず盗聴器発見調査を行いました。犯人が庭にだけ侵入して去っているということは、庭や家の外側に盗聴器が仕掛けられていて、その確認や電池交換などに訪れているのではないか？ と考えられたからです。しかし結果としては、盗聴器は発見されませんでした。
そこで、庭を監視する張り込み調査を行ったところ、夜中に男性と思われる謎の人物が出現。不審者は周囲の様子をうかがいながら庭に侵入すると、地面の柔らかい部分を強く踏みつけたり土のついた靴でコンクリートの上を歩いたりして、あちこちに足跡をつけました。明らかにわざとやっています。そして、それ以外のことは何もせずに立ち去ったのです。
不審者を尾行した結果、犯人は隣町に住む50代の男だと判明。この男は、所有する土地の境界線を巡って、Uさんとトラブルになったことがある人物でした。それで腹を立てて、庭にわざとらしい足跡だけを残していくという、何とも陰湿な嫌がらせに及んだわけです。Uさんは「おそらく示談で解決することになるでしょう」と仰っていました。
■福岡県内での嫌がらせ調査は、スマイルエージェント本部にお任せ！
嫌がらせ行為は他人に精神的なダメージを与えることを目的とし、さまざまな手段で行われます。今回の事例も、窃盗や器物損壊といった実害こそ出ませんでしたが、被害者は大きな不安を覚えました。
毎日のように嫌がらせを受ければ精神的に参ってしまいますから、そうなる前に毅然と対応することが大切です。お困りの際は、スマイルエージェント本部までお気軽にご相談ください。
