ストーカー被害にあっている時に無視を続けると、ストーカー行為の内容がどんどん過激化することがあります。相手にされないことに業を煮やしたストーカーが、何とかして振り向かせようとするからです。
そのまま放置すると直接的な危害に発展しかねないため、早い段階で対応しなければなりません。今回は福岡県で発生したストーカー事件を参考に、ストーカー対策のポイントについて考えてみましょう。
【参考】
・https://megalodon.jp/2024-0927-2329-35/https://www.fnn.jp:443/articles/-/762323
■元交際相手に「絶対に別れん」などのメッセージを送った男が逮捕
2024年9月、福岡県宗像市に住む会社員の男が、ストーカー規制法違反の容疑で逮捕されました。容疑の内容は、元交際相手の女性に対し「絶対に別れん」などのメッセージを繰り返し送り、ストーカー行為をしたというものです。
被害者は8月末に別れを切り出し、容疑者を無視して連絡を絶とうとしました。しかし、容疑者は納得せず、9月9日から18日にかけて「絶対に別れん」「捕まえに行くね」「家に行くぞ」などといった内容のショートメールを計6回送信。被害者の身体の安全、住居等の平穏、そして行動の自由が著しく害される方法でストーカー行為をしたとみられています。
容疑者は「怖がらせるようなことを送れば反応してくれるのではないかと思って文言が強くなりました」と証言し、容疑を認めているとのことです。つまり、ある程度は「狙って」脅すようなメッセージを送ったわけで、どこまで本心だったかはわからないのですが、そんなことは被害者には関係ありません。今後は警告なり、接近禁止命令なりの措置を取るべきでしょう。
■ストーカーを無視しても過激化するだけ! 早期対応を!
今回の事件は、容疑者自身が証言している通り、「相手の気を引こうとして過激な行為に走ってしまった」典型的なケースです。容疑者は被害者と破局し、その上一切連絡を取ってくれなくなったことに腹が立ったのでしょうが、だからといって相手を怖がらせるような行為は許されません。
幸い、ストーカー行為の方法がメールというしっかり証拠が残るもので、なおかつ被害者がすぐに警察に相談したため、この事件は事なきを得ました。容疑者が自分の行為や狙いを素直に認めているあたり、まだ救いがあるともいえます。
しかし、すべてのケースがそうではありません。証拠が残りにくい方法でのストーカー行為を受け続け、どうしていいのかわからず泣き寝入りしてしまうケースも多々あります。だからといって無視を続ければ、「この程度ではまだ足りないんだ」とストーカーが判断し、より過激な行為に出てしまうかもしれません。
そのため、ストーカー行為を受けている時は、できる限り早い段階で証拠を確保し、犯人を止めることが大切です。「無視すればいい」とか「この程度なら我慢できる」とかいった態度は禁物! 無視や我慢を続けても、かえってストーカーを煽り状況を悪化させるだけです。警察に加えて探偵にも相談し、確実な証拠を押さえてストーカーに対抗しましょう!
■ストーカー調査は、スマイルエージェント本部にお任せ!
よく「好きの反対は嫌いではなく無関心」といわれますが、これはストーカー問題にも当てはまる場合があります。ストーカーにとっては、相手が自分に関心を示さないのが何よりも腹立たしいのです。
相手の気を引くためならどんな手段も厭わないストーカーもいますから、最悪の事態に発展する前に食い止めなければなりません。調査によって証拠を集められる探偵は、ストーカー被害者の強い味方です。お悩みの際は、スマイルエージェント本部までお気軽にご相談ください。
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