皆様、こんばんは。
全国調査対応の探偵事務所「総合探偵社スマイルエージェント本部」の調査員Yです。
いつも当探偵ブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は、月に1回現れる嫌がらせ犯の正体を特定するため、探偵に調査を依頼した事例をご紹介します。
※ご依頼者様には、氏名などの個人が特定される情報を公表しないことを条件として、記事にすることをご了承いただいております。
■1年近くにわたる嫌がらせ、ただし頻度は月イチ
依頼者:静岡県富士市 50代 会社員 Sさん
Sさんは、自宅の外壁への落書きや敷地内へのごみの投げ入れといった嫌がらせを、1年近くにわたって受け続けています。ただ、「執拗な嫌がらせ」という表現が適切なのかどうかは、Sさんご本人としてもよくわからないとのこと。なぜなら、嫌がらせが行われるのは月に1回というスローペースだからです。
「見つけるたびに『あー今月も来たわ』って感じでしてね。ご近所さんで同じような話は聞かないので、うちを狙っているのは間違いないんでしょうけど」
加えて、落書きは自力で何とか落とせる程度で、ゴミもそれほど汚いものが置かれていくわけではありません。Sさん曰く「毎日やってくるカラスの鳴き声の方がよっぽど鬱陶しい」とのことで、ほとんど生活への影響は出ていないようなのですが……。
■防犯カメラでの撮影に成功するも、犯人の正体は不明
軽微かつ頻度が低いとはいえ、約1年にもわたって嫌がらせを受け続けた結果、Sさんも流石に「何とかしなければ」と考えるようになりました。そこで、「いたずら禁止」「落書きやゴミの不法投棄は犯罪です」「防犯カメラ稼働中」と言った張り紙をし、実際に防犯カメラを設置。犯人を牽制するとともに、犯行の様子の撮影を試みました。
すると、防犯カメラの設置から数日後に嫌がらせが行われ、カメラが見事犯人の姿を捉えていたのです。ところが、犯人はマスクをつけていたため、顔がよくわかりません。また、見える部分の雰囲気を観察しても、Sさんの知り合いやご近所さんではなさそうだといいます。
こうなったら、犯人を尾行して住所氏名を特定するしかありません。Sさんは長きにわたる嫌がらせに決着をつけるため、探偵に犯人の調査を依頼しました。
■犯人はたった一度、路上駐車を注意された逆恨みから犯行に及んでいた!
嫌がらせの頻度は月に1回ですが、Sさんによると月の下旬に行われることがほとんどだそうです。そのため我々は、ご依頼を受けた月の20日から調査を開始しました。
すると調査開始から数日後に、予想通り犯人が出現。塗料のようなものを使って外壁に落書きを行い、犯行を終えると速やかに立ち去りました。そして我々が犯人を尾行した結果、犯人の正体は白河市内に住む男だと判明したのです。これが決め手となって警察が動き、最終的に示談で解決することができました。
ところで、犯人はなぜこのような嫌がらせを行っていたのでしょうか? 実はSさんと犯人は、前に一度会ったことがありました。犯人がSさんの家のそばに路上駐車をし、Sさんが注意したことで口論になっていたのです。
その逆恨みから犯行に及んだのですが、あまりしつこいとすぐに警察に相談される可能性があるため、微妙ないたずらを細く長く繰り返していたというわけ。Sさんは「まさかそんなことで……」「本当にしょうもないやつです」と呆れ顔でした。
■静岡県内での嫌がらせ調査は、スマイルエージェント本部にお任せ!
たとえ軽微な嫌がらせでも、長期間続けば対応の負担は大きくなります。放置した結果、犯人が増長して嫌がらせがエスカレートするケースも少なくありません。「大したことはないから」と思わず、早めに対応することが重要です。お困りの際は、スマイルエージェント本部までお気軽にご相談ください。