皆様、こんばんは。
全国調査対応の探偵事務所「総合探偵社スマイルエージェント本部」の調査員Tです。
いつも当探偵ブログをお読みいただきありがとうございます。
ここ最近、大阪府内でのご相談も多くいただくようになり、月に数回は調査でお伺いさせていただいております。現状、大阪市内は出張調査での対応をさせていただいておりますが、今後、体制を強化して参ります。今しばらく日程調整等のご不便をお掛け致しますが、何卒よろしくお願いいたします。コロナ禍の大変な状況下なうえ、その中で、弊社のサービスをご利用いただけている事にお客様には感謝しかありません。本当にありがとうございます。
今回は、遺言書の作成にあたって遺産分割で悩んだ高齢者が、息子の素行調査を行った事例をご紹介いたします。
※ご依頼者様には、氏名などを公表しないことを条件として、記事にすることをご了承いただいております。
■大病を患った依頼者は、遺言書の作成にとりかかったが……
依頼者:大阪府大阪市 70代 無職 Sさん
Sさんはしばらく前に大病を患い、3ヶ月ほど入院生活を送っていた男性です。幸い、医者も驚くほど順調に回復したため、比較的早く退院することができました。しかし、Sさんは「今回は運がよかっただけだ、自分はいつ死んでもおかしくない」と家族に相談。万が一の時に備えて、遺言書の作成に取りかかったのです。
実はSさんには、1つ心配事がありました。それは、離れて暮らしている息子さんの様子です。しっかり者でSさんご夫妻とも仲のいい娘さんとは対照的に、息子さんは昔から素行が悪く、やがてすっかり疎遠に。現在は何をやっているのかすらよくわかりません。当然、遺言書の作成に当たっては、息子への遺産分割が最大の懸念になりました。
■素行が悪く疎遠になっている息子に、遺産を渡していいものか?
Sさんご夫妻や娘さんは、もともと息子さんに不信感を抱いていました。それが決定的になったのは、今回の入院騒動だといいます。
娘さんが病気のことを連絡しても、息子さんは「わかった」とそっけない返事をしたのみ。退院後も、様子を見に来る気配すらありません。Sさんもこれには落胆し、「息子に遺産を渡すべきではないのでは?」という気持ちが強くなったのです。
そこでSさんは、息子さんの素行調査を行うことにしました。息子さんがそれなりに真っ当な生活をしているなら、法定相続分通りに分割する。もしあまりにも素行が悪ければ、遺留分(法律で保障された最低限の遺産の取り分)のみを相続させる。そのように決意したのです。我々はさっそく、息子さんの尾行調査と自宅周辺での張り込みを開始しました。
■息子は意外にも真面目に生活。依頼者は考えを改める
調査開始から数日でわかったのは、少なくとも息子さんは働いているということです。勤務先は工場で、しっかり週5日フルタイムで入っています。一般的なマンションに住み、自動車も所有しているなど、経済的に困っているようには見えません。調査期間中、問題行動も特に見られませんでした。
この報告に、Sさんは「意外です」と驚いたご様子。どうやらSさんは昔のイメージから、息子さんが荒れた生活を送っているとばかり考えていたようです。おそらく、入院したSさんに息子さんが冷たい態度を取ったのは、いろいろ思うところがあったからなのでしょう。
Sさんは、遺言書の件は一旦保留にし、息子さんと話をしてみると仰っていました。お二人が和解できれば、相続の心配もなくなるのではないでしょうか。
■大阪府大阪市の素行調査は、スマイルエージェント本部へ!
被相続人にとって、自分の財産が大切に使われるのかどうかは気になるものです。もし相続人の素行に問題があれば、本当に遺産を相続させても大丈夫なのか、しっかりと見極めなければなりません。不安がある時は、スマイルエージェント本部に相続人の素行調査をご依頼ください。
大阪府の皆様はコロナの再拡大により、本当に大変な状況かと思います。我々、調査員一同も、大阪府にお伺いする度に、コロナに関係して発生した人間関係の歪によるお悩みご相談を多く受けております。誠心誠意に解決に向けて尽力を尽くして参ります。皆様どうかお体は大事にしてお過ごし下さい。