皆様、おはようございます。
全国調査対応の探偵事務所「総合探偵社スマイルエージェント本部」の調査員Yです。
いつも当探偵ブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は、独立した息子が実家の出来事を異様に把握しているため、不安に思って調査を行ったところ、盗聴器が発見された事例をご紹介します。
※ご依頼者様には、氏名などの個人が特定される情報を公表しないことを条件として、記事にすることをご了承いただいております。
■ずっと放置されている息子の部屋を片付けようとしたが……
依頼者：大阪府寝屋川市 50代 会社員 Hさん
とある休日、Hさんご夫妻は息子さんの部屋を整理することにしました。息子さんは独立して東京に住んでいるのですが、昔使っていた自室やその隣にある物置代わりの部屋を、散らかった状態でずっと放置したままなのです。
「帰省するたびに『少しは片付けろ』といっているのですが、息子は『いつかやる』というばかりで、まったくやる気配がないんです」
勝手に部屋を触るのはよくないと思い、Hさんも数年間部屋を放置していましたが、流石に「これはもう永久にやらないな」と判断。明らかな不用品の廃棄と、掃除機がけくらいはさせてもらおうと考えたのです。ところが……。
■なぜか実家の出来事を把握している息子。まさか盗聴？
「片付けを始めて少ししたら、急に息子から電話がかかってきたんです。そして『今、俺の部屋片付けてる？』というじゃありませんか。驚きましたよ」
Hさんが認めると、息子さんは「勝手に何やってんだ！」と激怒。Hさんは謝罪し、やむをえず片付けを中止しましたが、どうにも腑に落ちません。なぜ息子さんは、両親が勝手に自分の部屋を片付けていることを、リアルタイムで把握できたのでしょう？
おかしなことはそれだけではありません。実は息子さんは以前から、実家で起きていることを妙に詳しく把握している様子があったのです。実家にはHさんご夫妻しか住んでおらず、帰省は年に数回程度で、大して連絡も取り合っていないのに……。
これまではあまり気にしていませんでしたが、今回の件でHさんは大きな不安を覚えました。もしや息子は、実家を盗聴しているのではないか？ そして自分の部屋だけならともかく、他の部屋まで盗聴されていたら……。我が息子のことながら恐怖を覚えたHさんは、探偵に自宅の調査を依頼しました。
■息子は実家のリビングと自室に盗聴器を仕掛けていた！
最もメジャーな盗聴器であるアナログ式盗聴器は、せいぜい100m程度しか電波が届きません。そのため、東京からリアルタイムで音声を拾えている時点で、長距離まで電波が届くデジタル式盗聴器を使用しているのはほぼ明らかでした。
そこで専用の機材を使って家の中を調べたところ、予想通り息子さんの部屋とリビングから盗聴器が発見されたのです。スマートフォンを改造したタイプの盗聴器で、これなら大阪～東京間でも電波が届きます。インテリアの中に巧妙に仕込まれていた上、電源に接続されていたため、電話をかければ半永久的に盗聴ができる状態でした。
もともと息子さんは神経質で猜疑心が強く、ご両親のこともどこか信頼していない様子が昔からあったそうです。それで自分の部屋に盗聴器を仕掛け、時々音声を拾っていたのでしょう。
あくまでも実家の盗聴ということで犯罪性は低いかもしれませんが、それでもHさんは大きなショックを受けました。ひとまず盗聴器は放置することになりましたが、「こんなことをする息子は、一体どんな生活を送っているのだろう？」と不安でなりません。
そこでHさんは、息子さんの素行調査を決意したのです。その模様と結果は、次回のブログでご紹介したいと思います。
■盗聴器発見調査は、スマイルエージェント本部にお任せ！
盗聴器はインターネットなどで簡単に購入できる上、昔に比べて性能も向上しています。どこに仕掛けられていてもおかしくなく、今回の事例のように自宅や実家に仕掛けるケースもあります。
たとえ犯罪性が低い場合でも、盗聴されている側にとっては不安・不快でしかありません。もし盗聴されている可能性があるなら、相手が誰であれすぐに対応するのがおすすめです。お悩みの際は、スマイルエージェント本部までお気軽にご相談ください。
