
皆様、こんばんは。
全国調査対応の探偵事務所「総合探偵社スマイルエージェント本部」の調査員Yです。
いつも当探偵ブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は、同性の同僚からの告白を断った男性が、その相手からストーカー行為を受けるようになった事例をご紹介します。
※ご依頼者様には、氏名などの個人が特定される情報を公表しないことを条件として、記事にすることをご了承いただいております。
■同性の同僚から突然の告白。丁寧に断ったが……
依頼者:東京都小平市 30代 会社員 Hさん
Hさんは最近、ストーカーの被害に悩まされている男性です。そしてストーカーは誰なのかというと、同じ男性の同僚A。実はHさんは数ヶ月前、Aから突然「あなたのことが好きなので付き合ってほしい」と告白を受けていたのです。
「Aはまったくそういう様子がある人ではなかったので、本当に驚きました。私は同性愛者ではありませんから、彼の気持ちを受け入れることができません。でも、彼を傷つけるわけにもいかないと思って、丁寧に断ったんです」
Hさんとしては、これ以上話をどうこうするわけでもなく、今まで通り同僚としてAに接すればいいと考えていました。ところがAは、「お前は俺を受け入れなかった」「つまりお前は差別主義者だ」といって、Hさんを逆恨み。やがて、つきまといや待ち伏せといったストーカー行為が始まったのです。
■上司は何の対応も取ってくれず、警察と探偵に相談
たまりかねたHさんは、まず上司に相談してみました。しかし上司は、「事情はわかった」と言いつつも、「何とかうまくあしらってくれないか」と及び腰。Aに対して何のアクションも起こしてくれません。
「最近の世の中はこの手の問題に対して本当に神経質になっていますから、会社としても迂闊なことをしたくないんでしょう。『お前が俺に事情を説明したことだって、いわゆるアウティングなんだぞ』と、逆に私が叱られたくらいです。こっちはストーカーの被害者なのに……」
とはいえ、ちょっとしたことで企業が炎上してしまう昨今、Hさんは「上司の気持ちもわかる」といいます。そのため、あくまでも個人の問題として処理すべく、警察に被害届を出しました。
しかし、Aは証拠が残りにくいように気を使っており、警察も思うように動けません。そこでHさんは探偵に調査を依頼し、Aのストーカー行為の証拠を確保することにしました。
■ストーカー行為は収まったが、会社や同僚への不信感は残る
調査によって判明したAのストーカー行為は、執拗を極めていました。これではHさんが参ってしまうのも当然です。その分、限られた期間の調査でも十分な証拠が集まり、Hさんはこれらを警察に提出。最終的に警告を出してもらうことができ、それでストーカー行為は収まったのです。流石に居づらくなったのか、Aは会社を退職してしまいました。
しかしHさんは、「これですべてが解決したわけではありません」といいます。
「実は、Aが私に好意を寄せていることは、以前から一部の社員の間で噂になっていたようなんです。上司が漏らしたのかどうかはわかりませんが、私がAからストーカー行為を受けていたという話も広まっていたみたいで……。
それで私のことまで『ホモストーカーに尻を狙われた男』『確かにそっち系の顔をしてる』と笑っている連中がいるようなんです。あまりにも無理解じゃありませんか。こちらは本当に恐怖を感じていたのに……。もう人間不信になってしまいそうです」
Hさんは最後にこう仰いました。
「Aがゲイであることは、今回の騒動の本質に大して関係ないんです。どんな理由があろうとストーカー行為は許されない。そうでしょう」
本当にその通りだと思います。
■東京都内でのストーカー調査は、スマイルエージェント本部にお任せ!
ストーカー行為は異性から受けるイメージがあるかもしれませんが、必ずしもそうだとは限りません。同性によるストーカー行為も数多く発生しています。そして、相手の性別や性自認、性的指向を問わず、ストーカー行為は決して許されないのです。ストーカー行為に悩まされている時は、相手が誰でもスマイルエージェント本部までご相談ください。
