
皆様、こんばんは。
全国調査対応の探偵事務所「総合探偵社スマイルエージェント本部」の調査員Tです。
いつも当探偵ブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は、退職した元管理職の男性が新たな会社を立ち上げ、元部下を引き抜いていることが調査で判明した事例をご紹介します。
※ご依頼者様には、氏名などの個人が特定される情報を公表しないことを条件として、記事にすることをご了承いただいております。
■経営者と対立し退職した営業部長が、新会社を立ち上げた
依頼者:愛知県刈谷市 60代 経営者 Nさん
今から9ヶ月ほど前、Nさんが経営する会社から、営業部長を務めていたAが退職しました。表向きは家庭の事情ということになっていますが、実際は営業活動の方針をめぐるNさんとの対立が原因だったそうです。また、Aは自身の評価についても不満を覚えていたとか……。
それからしばらくして、Nさんの耳に嫌な情報が飛び込んできました。どうやらAが、Nさんの会社と同じ業種の会社を立ち上げたらしいのです。Nさんが真っ先に心配したのは、Aの会社に顧客を奪われるのではないかということでした。しかし、その前に別の問題が発生してしまったのです。
■短期間で2人の営業部員が退職を願い出る。引き抜き工作か?
「この数ヶ月の間に、営業部員が2人も退職を願い出てきたんです。1人はすでに辞めてしまって、もう1人は今何とか引き止めています。おそらくAの仕業ですよ」
Aが管理職としても営業としても有能だったのは確かなようで、部下からも慕われていました。退職済みの元営業部員Bと、辞めそうになっている営業部員Cは、どちらも成績優秀でAからも目をかけられていたそうです。そんな元部下2人を、独立したAが引き抜きにかかったとしても不思議ではありません。
このままAが元部下の引き抜きを続け、さらに顧客までも奪われたら、Nさんの会社が崩壊するおそれすらあります。我々はNさんのご依頼を受け、引き抜き工作の実態を調べることになりました。
■引き抜き工作の実態が判明。今後は対抗策を打つことに
調査開始からまもなく、Aの立ち上げた会社でBが働いていることが判明しました。2人は一緒に営業活動に出たり飲みに行ったりすることもあり、関係は非常によさそうです。Bは今の環境に満足しているのでしょう。
また、CがA・Bと一緒にお酒を飲みに行く様子の撮影にも成功しました。会話を聞いたところ、やはりCが引き抜き工作を受けていることや、BもAに引き抜かれて入社したことが判明。さらに、他の引き抜けそうな従業員に関する話題や、頃合いを見て顧客を奪いにかかる話までも出ていたのです。
報告を受けたNさんは「退職する前からこういう計画を立てていたのでしょうね」と怒り心頭。社内調査などによってより詳しい情報を集めるとともに、取引先にも話を通し、可能なら訴訟などの対応を取ると仰っていました。
■愛知県内での社員素行調査は、スマイルエージェント本部にお任せ!
従業員が引き抜き工作にあうと、会社の重要な戦力がライバルに奪われ、機密情報や顧客までもが流出してしまう可能性があります。今回の事例のように、退職した役員や管理職が新たな会社を立ち上げ、元部下を引き抜きにかかるケースも少なくありません。急に何人も従業員が退職するなど、明らかに不審な出来事があった時は、スマイルエージェント本部までお気軽にご相談ください。
