皆様、こんにちは。
全国調査対応の探偵事務所「総合探偵社スマイルエージェント本部」の調査員Tです。
いつも当探偵ブログをお読みいただきありがとうございます。
昨夜からの静岡市内での不倫調査も今朝、無事に2日目の調査を終えました。少し仮眠してから、市内の別のお客様の監視カメラ設置工事の立ち合いを行い、只今ファミレスでホッと一息させていただいてます。これからもう一名の調査員と合流して裾野市内にペット捜索に向かうところです。
最近は本当に依頼が多くて、とにかく手が足りない状況です。
依頼の内容も不倫調査だけではなく、企業様の営業社員の素行調査、ペット捜索、盗聴器発見調査、結婚調査等、本当に様々です。
人間関係から生まれる悩みや不安を解決、解消するのが我々の役目となりますが、探偵としての使命感をもってこれからも精進していきたいと思います。
さて本日は、離婚した直後に元妻から妊娠を伝えられ、怪しんだ夫が素行調査を行った事例をご紹介いたします。
※ご依頼者様には、氏名などを公表しないことを条件として、記事にすることをご了承いただいております。
■1ヶ月前に離婚した元妻から妊娠の連絡が!
依頼者:静岡県浜松市 30代 会社員 Sさん
Sさんは、ほんの1ヶ月ほど前に妻と離婚しました。原因はお互いの生活態度などをめぐっての関係悪化で、数ヶ月前から家庭内別居状態だったそうです。それほど大きな財産はなくお子さんもいなかったため、離婚協議は比較的スムーズに進行。無事に離婚が成立し、元妻は実家に戻りました。
ところがつい先日、元妻から突然「妊娠している。あなたの子供だろうから、今後のことについて話し合いがしたい」と連絡が来たのです。Sさんは大変驚き、ひとまず話し合いに応じることにしましたが、同時に「そんなバカな」とも思っていました。なぜならこの数ヶ月間、元妻とは夫婦生活が途絶えており、自分の子を妊娠するはずがないという確信があったからです。
■放っておけば依頼者が父親扱いに。本当の父親は誰?
法律上、離婚後300日以内に生まれた子は、婚姻中に懐胎したものと推定されます(民法第772条1項)。そして、婚姻中に懐胎した子は夫の子と推定されますから、このまま放っておくと自動的にSさんが父親になってしまうわけです(同1項)。
しかし、まったく心当たりのないSさんは、「父親は他の男だろう。タイミングからいって、離婚前から不倫をしていたのではないか」と元妻を詰問しました。さらに、親子関係の証明のためにDNA鑑定をすべきだと訴えましたが、元妻は拒否。あくまでも「自分が父親であることを素直に認めろ」と言って聞きません。
一応、出産後に「嫡出否認の訴え」を起こせば、裁判の過程でDNA鑑定も行われ、Sさんが父親でないことは証明できます。ただ、Sさんとしては、この問題をそこまで長い間引っ張りたくありませんでした。そこで、元妻の素行調査を行い、男性の影がないか調べてみることにしたのです。
■本当の父親は不倫相手! 元妻はそそのかされていた
仮に今、元妻が新たなパートナーと交際していたとしても、それが離婚前から続いていたことの証明は困難です。もちろん、その男性が子供の父親であるという証明にもなりません。しかし、具体的な「父親候補」を特定すれば、DNA鑑定を受けさせる圧力として使えます。Sさんが一切屈する気のないことも伝わるでしょう。
そして調査の結果、やはり元妻には交際相手がいることが判明。Sさんは調査報告書を妻に見せ、「父親はこの男なのではないか」「いずれ裁判になったらわかることだ」と粘り強く訴えました。すると、ついに元妻も「多分彼が父親」「あなたと関係が悪くなった頃から付き合い始めた」と認めたのです。
元妻の話では、今の交際相手は子供を認知する気がなく、「前の旦那の子だということにしてしまえ」とそそのかしてきたとのこと。これはこれでひどい話ですが、だからといってSさんが父親にならなければならない理由はありません。ただ、流石に少し気の毒に感じ、困ったことがあれば連絡するよう伝えたそうです。
■浜松市の素行調査は、スマイルエージェント静岡へ!
どれだけ状況的に不自然でも、女性が婚姻期間中もしくは離婚後の一定期間に妊娠・出産すると、自動的に夫が父親とみなされます。最終的には嫡出否認の訴えで解決できるのですが、そこまで不安を抱えていたくないという方も多いでしょう。早期解決のために証拠を集めたい時は、スマイルエージェント静岡に調査をご依頼ください。