皆様、こんばんは。
全国調査対応の探偵事務所「総合探偵社スマイルエージェント本部」の調査員Yです。
いつも当探偵ブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は、クリニックと取引をしている会社の営業マンが、仕事の失敗をきっかけに医師を逆恨みし、嫌がらせを繰り返していた事例をご紹介します。
※ご依頼者様には、氏名などの個人が特定される情報を公表しないことを条件として、記事にすることをご了承いただいております。
■長年地域に貢献してきたクリニックが嫌がらせ被害に!
依頼者:愛知県北名古屋市 50代 医師 Eさん
Eさんは、お父さんの代から内科のクリニックを経営している医師です。いわゆる町医者として、長年地域に貢献してきました。ところが最近、そんなクリニックの周囲で異変が……。
「壁にひどい落書きをされたりとか、汚水を撒かれたりとか、そういう嫌がらせを繰り返し受けているんです。うちは医者ですから、衛生面に影響が出るようなものが1番困りますし、落書きだって患者さんが不安になりますよ。毎回毎回、掃除をする費用だってバカにならない」
もともと防犯カメラは設置してあり、犯行の様子の一部は撮影できていたそうです。しかし、犯人は顔をしっかり隠していたので、特定の参考にはなりません。一応警察に被害届は出したものの、進展は見込めない状態です。そして……。
■ついにクリニックの売上が低下! 解決のため探偵に調査を依頼
嫌がらせが始まってから数ヶ月後、恐れていた事態が起きてしまいました。クリニックに来る患者さんが減少し、売上が低下し始めたのです。
「変な噂も広がっているみたいで、長年通ってくれている患者さんはともかく、新規の方を逃しているのだと思います。長年の患者さんからも『大丈夫なのか』と心配される始末でして……」
この時期はまだ新型コロナの影響が残っており、クリニックは諸々の対応で大変な状態。そんな時に執拗な嫌がらせを受けているのですから、たまったものではありません。
何より、このまま嫌がらせに対して何の手も打てずにいると、エスカレートしてより直接的な危害に変わるおそれがあります。そのためEさんは、確実な解決を目指して探偵に犯人の特定を依頼しました。
■犯人は取引先の元営業担当者! 動機はトラブルの逆恨み
当初Eさんは、犯人像について「逆恨みをしている過去の患者ではないか」と考えていました。長年医師をやっていると、いわゆるモンスターペイシェントと遭遇する機会が少なくなく、身の危険を感じるようなトラブルに巻き込まれたこともあったからです。しかし、我々の調査によって特定された犯人は、患者ではありませんでした。
何と犯人の正体は、Eさんのクリニックとも取引をしている、医薬品卸売業者Xの営業マンA。彼はほんの数ヶ月前まで、Eさんのクリニックの営業担当だった人物です。
しかし、取引をめぐる「極めて失礼かつ実害の出るトラブル」を引き起こしたため、EさんがX社に抗議。後日、上司が謝罪に訪れ、Aは担当を交代させられました。その後、社内で処分されたものの、どうにかクビは免れたそうです。
おそらくAはこの件でEさんを逆恨みし、嫌がらせを行っていたのでしょう。Eさんは「まだ雇用している以上はA個人の問題ではなく、X社の責任も問わなければなりません」と怒り心頭。今後はX社との関係を切ることを前提に動くそうです。
■愛知県内での嫌がらせ調査や社員素行調査は、スマイルエージェント本部にお任せ!
今回の事例は、嫌がらせ調査に加えて社員素行調査の重要性も示してくれています。自ら引き起こした失敗で取引先を逆恨みするような、人間性に問題のある従業員がいると、このようなトラブルに発展してしまうのです。
嫌がらせを受けている時は、調査による確実な犯人の特定を。危うい動きをしそうな関係者がいる時は、その素行調査を行う必要があります。お困りの際は、スマイルエージェント本部までお気軽にご相談ください。