売上減少が続いていた静岡県浜松市T社様の営業社員素行調査

弊社では、近年、営業社員の売上減少が問題になっていました。
それで、対策をこうじるため各社員の売上や営業訪問数などを見える化するための、データを作成したんです。
そうすると、ある事実が浮かんできました。
7割程度の社員は売上の増減がありませんでした。
つまり、増減しているのは3割の社員に原因があったのです。
もし、この数字が逆であれば、原因は個々にあるのではなく、全体に関係する外部要因があると判断したでしょう。
しかし、そうではなかった。
この結果を社長に報告したところ、一度、社員の素行調査を行ってみようという事で話が決まったんです。
その後、こちらの探偵事務所に依頼することになりました。
結果、売上減少があった社員の9割に問題がある事が分かったんです。
パチンコ屋に出入りしているもの、喫茶店や漫画喫茶などで時間を潰しているもの、家に帰宅して時間を潰すもの。
数々の調査報告を目の当たりにして、問題の根深さに気付く事になりました。
これまでは、社長の方針で自由な営業を行えるように、社員の行動などを管理する事はありませんでした。
しかし、そんな自由な社風に漬け込む人間もいるという事が、今回の調査で分かりました。
最初は、極一部の社員だけだったのかもしれません。
しかし、一人が二人になり、二人が三人にと増えていく中で、このような現状を生みだしたのだと思います。
もし、このままの状況が続いていれば、更なる売上減少につながり、手遅れになっていたかもしれません。

今回の調査報告を受け、我が社では営業活動の管理方法を見直す事になりました。
また、あまりにも悪質だった社員には相当のペナルティを与える事になりました。
結果、減少していた売上は、回復していったのです。
もし、あのまま見過ごしていたらと思うと、肝を冷やします。
今回、社員の素行調査を依頼する事で、数々の問題が明るみになったわけですが、こういった問題は、大なり小なりどこの企業も抱えている問題なのかもしれません。
今回の調査報告書を読み、そんな風に考えるようになりました。

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