皆様、おはようございます。
全国調査対応の探偵事務所「総合探偵社スマイルエージェント本部」の調査員Tです。
いつも当探偵ブログをお読みいただきありがとうございます。
今日は朝からどんよりと曇っておりますが、如何お過ごしでしょうか？これから雨も降るようなので、車の運転等には充分にお気を付けください。
さて、今回は、実家の父親の運転能力に不安を覚え、見守り調査を依頼した男性の事例をご報告いたします。
※ご依頼者様には、氏名などを公表しないことを条件として、記事にすることをご了承いただいております。
■高齢の父の運転が危ない？ 本人は大丈夫だというが……
依頼者：静岡県西部 50代 公務員 Mさん
Mさんは就職と同時に一人暮らしを始め、そのまま結婚して家庭を設けた方です。ご実家も同じ静岡県内にあるのですが、ご実家が伊豆なので、現在のお住まいからは少々距離があり、ご両親とは年に3～4回会う程度とのこと。とはいえ、何かあればすぐに飛んでいけるくらいの距離にあるので、それほどご両親のことは心配していなかったといいます。
そんなMさんがお父さんの様子を心配し始めたのは、お母さんからの相談があったからでした。お父さんはすでに80代であるにも関わらず、毎日のように車を運転されているのですが、危なっかしくて仕方ないというのです。
Mさんも、近年高齢ドライバーの事故が増えていることはご存知だったため、車の運転を控えるようお父さんに伝えました。しかし、お父さんは聞く耳を持たず、「事故を起こすような下手くそな運転はしていない」と怒られてしまったのです。
■父に運転をやめさせるには、証拠の動画を見せるしかない！
「昔の親父は確かに車の運転がうまかったし、自分が衰えたことを認めたくないのでしょう」。そう苦笑いしたMさんでしたが、お父様のことは本気で心配されており、お父さんの見守り調査を希望されました。自分がいかに危ない運転をしているのかをカメラに収められれば、流石のお父さんも運転をやめるのではないかと考えたのです。
Mさんが撮影したお父さんの車の写真を見ると、あちこちに傷や凹みがあります。2～3年前はこんな傷はなかったというので、ここ最近になって何度も自損事故を起こしているのは間違いないでしょう。
これでもまだ運転をやめないような方ですから、ご自身の運転の様子を客観的に見ていただくしかありません。相談の結果、車による1週間の尾行調査を行うことになり、私たちは社用車でMさんのご実家へと向かいました。
■父の運転は危険すぎ！ 説得の末、免許を返納することに
結論からいうと、Mさんのお父さんの運転は非常に危険なものでした。中央線を越えたり歩道にはみ出したりするのは当たり前、スピード違反や信号無視もしばしば。何を見たのかはわかりませんが、一度よくわからないタイミングで急ブレーキをかけたこともあり、危うく玉突き事故になるところでした。当社の車も巻き込まれそうになり、思わず冷や汗……。
証拠の動画を見て、Mさんが頭を抱えたのは言うまでもありません。後日、お父さんに証拠の動画を見せたところ、「勝手なことをして！」と怒りを買ったのですが、現実を前にだんだんと弱気に。Mさんの説得もあり、免許を返納することになったそうです。
こうでもしないと運転をやめない方もいる、というのが現実なのでしょう。お父さんには、他の交通手段を活用して、穏やかな暮らしを送っていただきたいと思います。
■静岡県静岡市の見守り調査は、総合探偵社スマイルエージェント本部へ！
高齢化が進む日本では、高齢者の自動車事故も増加しています。皆さんのご家族も、見えないところで危ない運転をしているかもしれません。心配な時は、すぐにスマイルエージェント本部にご連絡ください。見守り調査で運転の実態を確かめ、事故を未然に防いでご家族の命を守りましょう。
これから、焼津市内での素行調査の面談に向かいます。
それでは何かありましたらお気軽にお問合せ下さい。
