皆さんは、2022年8月に大阪府堺市で発生した、女子大生殺害事件を覚えていらっしゃいますでしょうか？ これは当時20歳だった女子大生が交際相手の男に殺害されるという事件で、そのあまりに凄惨な内容から大きく報道されました。当コラムでも記事にしておりますので、事件の詳細はそちらと下記の参考サイトをご覧ください。
そして発生から約1年半が経過した2024年2月、この事件の裁判の地裁判決が出ました（被告側が控訴したため未確定）。この機会に事件を振り返り、DV対策やストーカー対策、パートナーの素行調査や結婚調査の重要性について考えてみましょう。
【参考】
・https://news.yahoo.co.jp/articles/93b304eb56659c4cabcbc0c75c4bcc31904e61b9
・https://news.yahoo.co.jp/articles/25f7a326e4ded51f90d9cf1b7f945f0a8d2d297b
・https://www.sankei.com/article/20240216-P24HFRT2QFJG5GOJEJ22AA5XLE/
■大阪府堺市で女子大生を殺害した犯人に懲役20年の判決！
2024年2月13日、大阪地裁堺支部は女子大生を殺害した被告に対し、求刑通り懲役20年の判決を下しました。2月20日に判決を不服として男の弁護人が控訴したため、まだ確定はしていません。
事件直後、被告は自ら警察に通報し、動機や犯行の流れについても詳しく供述していました。ところが裁判では、犯行や自ら通報したことについて「覚えていない」と供述。弁護側は、被告が事件当時「非定型精神病」の影響下にあり、刑事責任能力は認められないなどとして無罪を主張していました。
しかし、大阪地裁堺支部は、被告が自分にとって不都合な点だけ「記憶がない」と供述していることなどを指摘。事件当時、精神障害はなく完全責任能力があったと断定し、懲役20年の判決を下したのです。
何しろ被告は、包丁で何度も被害者を切りつけ、マンションの4階から飛び降りさせた上に、追いかけて馬乗りになり滅多刺しにしています。あまりにも残虐で擁護の余地はなく、裁判所もこの点を厳しく指摘しています。求刑通りの判決が下されたのは、妥当な結果ではないでしょうか。
■トラブルを防ぐためには、探偵の結婚調査・DV調査・ストーカー調査などが有効
さて、発生当時のコラム記事でも書きましたが、この事件の被告はある日突然凶暴な人間になったわけではありません。むしろ、以前からいくつもの兆候が見られており、それがこの事件の重要なポイントでもあります。
たとえば、被告は酒に酔うと「DV男」になる人物だったらしく、被害者は青あざや顔の腫れなどができていることがあり、友人は別れるようアドバイスしていました。加えて非常に嫉妬深い性格で、気に入らないことがあると被害者に怒鳴りつけたり、暴力を振るったりしていたようです。
また、昔から非常にキレやすい人物だったらしく、些細なきっかけで取っ組み合いのケンカになることがあったと知人が証言しています。その上、SNSの投稿からはギャンブルにハマっていたことが見て取れるなど、「問題だらけの危険人物」と評価せざるをえません。
我々探偵の立場として訴えたいのは、そもそもこのような人物と交際しないのが、トラブルを防ぐための最大の対策だということです。普段は優しいけれど実は裏の顔があったとか、結婚していくらも経たないうちに態度が豹変したとかいったケースはいくらでもあります。
そのため、交際相手との結婚を考えているなら、一度結婚調査をしてみるのがおすすめです。もしかすると借金や浮気、人間性の問題点など、思いもよらない情報がつかめるかもしれません。
そして、（元）交際相手からのDVやストーカーの被害にあっている時は、決して我慢したり泣き寝入りしたりせず、毅然と立ち向かうことが大切です。まずは警察に相談すべきですが、証拠が不足していて警察が動きにくい時は、探偵が強い味方になります。探偵の調査で証拠を確保し、平穏な生活を取り戻しましょう。
■素行・結婚・DV・ストーカーなど、どんな調査もスマイルエージェント本部にお任せ！
堺市の事件ほどひどくはなくとも、（元）パートナーからのDVやストーカー行為に苦しんでいる方は少なくないと思われます。また、交際相手と本当に結婚していいのかどうか悩んでいる方もいるでしょう。そのいずれに対しても、探偵の調査は大きな効果を発揮します。お困りの際は1人で抱え込まず、スマイルエージェント本部までお気軽にご相談ください。
