
失踪は早めの対応が肝心です。
「いずれ帰ってくるだろう」なんて呑気に構えているうちに、家族や大切な人が犯罪に巻き込まれてしまう可能性だってあり得ます。
今回の記事では、失踪の原因や、警察の捜索願の種類、一刻も早く探偵に依頼すべき理由について徹底解説していこうと思います。
失踪の理由・原因・動機は?
まずは、失踪者の理由や原因から探っていきましょう。
何も理由なく失踪する人はいません。
令和元年の警視庁調べによる「行方不明の原因」のデータを見てみると以下のようになっています。
■行方不明の原因(令和元年
・疾病関係(認知症含む)…23,906人
・家庭関係…14,335人
・事業・職業関係…10,244人
・学業関係…2,105人
・異性関係…1,493人
・犯罪関係…502人
疾病によるものが最も多く、家庭関係や仕事が次いで多い事がわかります。
警視庁の同データ内には、失踪の年齢層は20代が最も多く、次に10代が多いと記されています。
若年層の失踪は犯罪などに巻き込まれるリスクが非常に高いため、特に注意が必要です。
その理由は次で詳しく解説致します。
近年、失踪の形が大きく変化
近年、子供の失踪の形が大きく変化した事が問題となっています。
ひと昔前であれば、子供が失踪した場合、行く場所は友人や知人の家、親戚の家、祖父母の家など、かなり限られていました。
しかし、現代はスマホの普及やSNSの進化により、見ず知らずの人の所へ失踪する事も可能です。
目撃情報などがあるうちに捜索を開始しないと、何も手がかりが無くなってしまう事も考えられます。
警察の捜索願は「特異家出人」と「一般家出人」
家族や大切な人が失踪した際に、まずは警察に向かい「捜索願」を出します。
しかし、ここでの「捜索願」には2種類あるという事を知っておかなければなりません。
■捜索願の種類
・特異家出人
・一般家出人
特異家出人とは、誘拐などの可能性により事件性が高く、失踪者の命に係わると判断され、警察が積極的に捜索してくれるものを言います。
こちらに区分された際には、警察が動いてくれるので安心です。
一方、一般家出人は、成人した大人が自分の意志で姿を消したという判断になります。
こちらに区分されてしまった場合は、警察は積極的に動いてはくれません。
警察のデータに登録され、職務質問や犯罪などで該当した場合に連絡が来るというものになります。
失踪中に犯罪に巻き込まれる可能性も
SNSやネットが普及する現代では、10代の子供であっても援助交際でお金を稼いだり、犯罪に手を染めてお金を稼ぐ事も可能になりました。
「お金を持たないで出ていったから、いつか帰ってくるだろう」という考えは、通用しません。
また、犯罪に巻き込まれてしまうと、より見つけづらくなってしまいます。
まだ失踪しただけという傷が浅い段階で早めの対処をするべきです。
まとめ(失踪は探偵に依頼を!)
いかがでしたでしょうか。
大切な家族が失踪してしまい、警察も積極的に動いてくれないのであれば、一刻も早く探偵事務所に相談するべきです。
家族や大切な人が、失踪中に犯罪に巻き込まれてしまう可能性も考えられます。
当探偵事務所では行方調査も行っています。
ご相談は無料です。現在、ご家族や知人の失踪で悩んでいるようでしたら、早めのご相談をご検討ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
