当コラムでもこれまで何度か取り上げてきたように、パートナーの不倫・浮気現場を自力で押さえたり、不倫・浮気相手への仕返しを試みたりする人はしばしばいます。しかし、これはどちらに転んでも非常に危険な方法であり、絶対に推奨されません。今回は、兵庫県で発生した事件を参考に、不倫・浮気への正しい対処法を確認しておきましょう。
【参考】
■妻の不倫相手が夫の両目に親指を突っ込んで逮捕
2023年8月17日、兵庫県尼崎市に住む男が傷害の疑いで現行犯逮捕されました。容疑の内容は、16日午後11時40分頃、同市内の公園で西宮市の男性の両目に親指を突っ込むなどして軽傷を負わせたというものです。容疑者は警察の調べに対し、「相手を押さえつけたことは間違いないが、暴行は加えていない」と容疑を否認しています。
深夜の公園で一体何が起きたのか？ 被害者の男性によると、実は容疑者の男は被害者の妻の不倫相手なのだそうです。現場には妻も居合わせていたといいます。そんな状況で被害者は容疑者から暴行を受け、目撃した通行人が「けんかをしている」と通報し、警察が駆けつけたという流れのようです。偶然なのか狙ったのかは不明ですが、目潰しとは何と危険なことを……。
■被害者は自力で「不倫調査」をしていてトラブルになった？
今のところ、この事件は上述したもの以上の情報が出ていないため、詳しい経緯や状況はわかりません。そのため多分に推測を含みますが、おそらく以下のような流れだったのだと考えられます。
まず、被害者は妻の不倫を疑い、不倫の現場を押さえようと妻を尾行していました。そして、夜の公園で妻と不倫相手の密会現場に遭遇します。もしくは、別の場所から2人を尾行し、人気のなさそうな公園に来たところで声をかけたのかもしれません。
ここで被害者は、不倫相手とけんかになります。事情の説明を求めているうちに、逆上した不倫相手が襲ってきたのか、それとも被害者から手を出して返り討ちにあってしまったのか。どちらの可能性も考えられます。いずれにしても、被害者は不倫相手にけんかで負けそうになり、通行人に警察を呼ばれるという恥ずかしい事態に陥ってしまったわけです。
■自力での対応は危険！ 不倫・浮気トラブルは探偵に相談すべき
上記の推測がおおむね正しいという前提で話を進めますが、弊社としては今回の被害者の行動は「最悪」だと評価しています。不倫・浮気トラブルの解決において、暴力沙汰は絶対に避けなければいけない事態です。今回の被害者も、一歩間違えば失明していたおそれがあります。また、けんかに勝ったら勝ったで、自分が警察に逮捕されていたかもしれないのです。
しかも、肝心の不倫問題については何も解決していません。不倫相手を傷害の現行犯にできたのは単なる偶然であり、不倫問題とは無関係です。妻と不倫相手が肉体関係を持っていたという証拠がない以上、慰謝料請求をしても十分な金額を勝ち取れる可能性は低いでしょう。そもそも、本当に2人が不倫関係にあったのかどうかすらわからないのです。
こういった問題点を見ても、やはり不倫・浮気トラブルへの確実な対処法は「動かぬ証拠を確保して法的な手段を取ること」だといえます。そして、最も高い確率で安全に証拠を入手できる方法が探偵の調査なのです。パートナーの不倫・浮気に気づいたら、まずは怒りをぐっとこらえて探偵に相談してみましょう。
■不倫・浮気調査は、スマイルエージェント本部にお任せ！
不倫・浮気トラブルでは、とにかくパートナーや不倫・浮気相手を懲らしめてやりたいという気持ちが先行しがちです。しかし、十分な証拠もなく、しかも直接相手に接触を図ったりすれば、かえってトラブルが大きくなってしまいます。
今回の事例のように、返り討ちにあって自分が痛い目にあう可能性も考慮すると、自力での対応は百害あって一利なしです。お悩みの際は決して安易な対応を取らず、スマイルエージェント本部までお気軽にご相談ください。
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