【長野県議妻殺害事件】最悪の事態を防ぐためには、どうすればよかったのか?

不倫・浮気は、泥沼化するとさらに大きなトラブルにつながる可能性があります。最悪の場合、殺人事件に発展するケースも少なくありません。驚くべきことに、現役の政治家が不倫の果てに妻を殺害する事件も発生しているのです。今回は、長野県議会議員による妻殺害事件を参考に、不倫調査や結婚調査の重要性について解説します。

 

【参考】

https://megalodon.jp/2022-1231-1345-31/https://www.shinmai.co.jp:443/news/article/CNTS2022112800919

・https://www.yomiuri.co.jp/national/20221220-OYT1T50240/

・https://megalodon.jp/2022-1231-1346-37/https://www.jprime.jp:443/articles/-/26064

・https://megalodon.jp/2022-1231-1347-39/https://bunshun.jp:443/articles/-/59103

・https://megalodon.jp/2022-1231-1348-42/https://www.dailyshincho.jp:443/article/2022/12140556/?all=1

・https://megalodon.jp/2022-1231-1349-31/https://shueisha.online:443/newstopics/79116

・https://news.yahoo.co.jp/articles/44342fb06fdf21aa7b8af37806d7c8d467a47a01

https://news.yahoo.co.jp/articles/ff72c6997675acb8c3d0ba9e16eba7547b80cc8e

■長野県議会議員が妻を殺害した容疑で逮捕!

2021年928日の深夜、長野県塩尻市の住宅で、居住者の女性が首を絞められて殺害される事件が発生しました。この女性は長野県議会議員の妻だったこともあり、大きな騒動に発展。多くの警察官が捜査に投入されたものの、犯人が捕まらないまま時が流れました。

 

ところが、殺害から1年以上が経った20221128日、事態が動きます。何と、被害者の夫である丸山大輔県議が、妻殺害の容疑者として逮捕されたのです。ここに至るまでには、警察の懸命な捜査による証拠の積み重ねがありました。

 

丸山容疑者は「事件当時は長野市の議会会館にいた」と証言していましたが、車で自宅付近を移動する様子が防犯カメラに映っていた他、車の移動データも証言と矛盾。夜の間に長野市と塩尻市の自宅を往復した可能性が高いことから、アリバイが崩れて逮捕に至ったのです。

 

丸山容疑者の車は大きな道路を避けて脇道を走っているため、Nシステム(自動車ナンバー自動読取装置)に読み取られないようにしていたと推測されています。また、自宅の金庫周辺には足跡が残されていましたが、これも侵入盗を偽装するための工作だとみられています。おそらくですが、計画的な犯行だったのではないでしょうか?

 

現役の県議会議員による妻の殺害という言語道断の事件に、地元では驚きと怒りの声が上がっています。自民党長野県連も、丸山容疑者を除名処分としました。事件後はメディアの取材にも応じて真相解明を訴え、10月には2023年春の県議選への立候補を表明していた丸山容疑者。一体何を考えていたのでしょうか?

■殺害の動機は不倫トラブルと経営トラブル?

丸山容疑者の認否は、今のところ明らかにされていません。しかし、警察の捜査やメディアの取材により、妻を殺害した動機は大きく分けて2つあるとみられています。

 

1の動機は不倫トラブルです。実は丸山容疑者は非常に女癖が悪く、県議団の事務員や宴会コンパニオンなど、多くの女性と関係を持っていたことがわかっています。妻も以前から夫の不倫を嘆いていたようで、地元紙は離婚トラブルがあったと報じました。今後もさらに「余罪」が出てくる可能性は高いでしょう。

 

2の動機は経営トラブルです。丸山容疑者は実家の老舗酒造「笑亀酒造」の4代目社長でしたが、酒造りや経営者の能力は皆無。多くの杜氏が去ってしまい、従業員を怒鳴りつけることもあったといいます。結果として、会社の評判や経営状況を著しく悪化させてしまったのです。

 

そのため、酒造は事実上妻が運営しており、懸命に立て直そうとしていました。妻の実家である老舗漆器店からは、1億円近い資金援助を受けている他、県議に当選できたのも妻の実家の後押しがあったからだという報道もあります。本来であれば、丸山容疑者は妻に頭が上がらないでしょう。しかし実際には、経営をめぐって妻と対立していたのです。

 

そして丸山容疑者は、最終的に妻を殺害するという凶行に及びました。容疑者の行動はあまりにも身勝手で、擁護のしようがありません。1日も早く真相が解明され、適切な罰が下されることを祈るばかりです。

■問題のある人物とは、そもそも関わり合いにならないのが1

逮捕に至るまでの言動を見る限り、丸山容疑者の人間性が相当歪んでいるのは間違いありません。妻の殺害という最悪の事態を、止めることはできなかったのでしょうか?

 

まず言えるのは、「そもそも結婚すべきではなかった」ということです。根本的に、丸山容疑者のような人物と関わらなければ、何も問題は起きません。これは基本中の基本です。

 

特に今回の事件の場合、妻の実家は有名な老舗漆器店です。本人の身の安全はもちろん、会社の経営や評判の観点でも、問題のある人物との結婚は避けなければなりませんでした。事前に丸山容疑者の素行を調査していれば、もしかすると人間性に問題があることがわかり、結婚を避けられたかもしれません。

 

また、会社の経営はともかく不倫問題については、早い段階で手を売っておくべきでした。妻が不倫調査をしていたのかどうかは不明ですが、もっと厳しく対応しておけば、容疑者も少しは素行を改めた可能性があります。どうしようもなければ、離婚訴訟を起こすこともできたでしょう。

 

とはいえ、丸山容疑者が最終的に「殺害」を選択できる人物であったことや、中学生と小学生の子供がいること、双方の実家の評判への影響、そして政治家という容疑者の立場を考慮すると、不倫の証拠があったとしても速やかに解決できたかどうかはわかりません。やはり、「最初から関わるべきではなかった」というのが正直な印象です。

■不倫・浮気調査や結婚調査は、スマイルエージェント本部にお任せ!

現在、丸山容疑者は殺人罪で起訴されており、今後は裁判で争うことになります。しかし、結果がどうであれ、殺害された妻が蘇ることはありません。最悪の事態を防ぐためには、素行に問題のある人物との関わりを避け、トラブルが生じたら早期対応するしかないのです。お困りの際は、スマイルエージェント本部までお気軽にご相談ください。

おすすめの記事