探偵に調査を依頼したことがバレるのを防ぐ方法【対策編】

前回のコラム(【影響編】)では、探偵に調査を依頼したことがバレてしまった場合の影響をご紹介しました。依頼がバレると多くのデメリットが生じ、調査そのものが難しくなってしまうこともあります。

 

しかし、検討の段階からポイントを押さえて気を配れば、誰でもバレずに調査をすることが可能です。第3回となる今回は、探偵に調査を依頼したことがバレるのを防ぐための、具体的な対策をご紹介します。

■調査がバレるのを防ぐためのポイント1:閲覧履歴を残さない

探偵や調査の情報を調べる段階では、パソコンやスマートフォンに閲覧履歴を残さないよう注意する必要があります。そこでまずは、必ずシークレットモードで情報収集を行うようにしましょう。これなら閲覧履歴がパソコンやスマホの内部に残りません。もし履歴が残ってしまったのであれば、すぐに削除しておきましょう。

 

また、シークレットモードでも追跡型広告(リマーケティング広告)からは逃げられませんが、こちらは逐一Cookieを削除すれば対応可能です。さらに、予測変換も非表示にするか削除しなければなりません。情報収集をするたびに、閲覧履歴と一緒に削除してしまうといいでしょう。

 

その他、「家庭や職場の共有パソコン・共有IDを使わない」「他人に見られるかもしれない状況で情報収集をしない」といった基本的な心がけも大切です。たとえ自分専用の端末であっても上記の対策を徹底すると、バレるリスクを大きく減らすことができます。

■調査がバレるのを防ぐためのポイント2:落ち着いて普段通り振る舞う

探偵に依頼をした後は、落ち着いて普段通り振る舞うことが重要です。確かに「調査はうまくいくのかな?」「できればシロであってほしい」といった不安は尽きないでしょうし、それこそ「バレないかな?」と心配になることもあるかもしれません。

 

しかし、こういった考えで頭がいっぱいになると、どうしても挙動不審になってしまい、対象者に怪しまれるリスクが高まります。調査を任せた以上は結果を待つしかないのですから、余計な心配はせず「後は探偵が全部やってくれるさ!」と、軽く考えるのがおすすめです。気晴らしに遊びに行ったり、美味しいものを食べたりするのもいいのではないでしょうか。

 

また、対象者に行動予定や帰宅時間を細かく聞くなど、怪しまれそうな行動も避けた方がいいでしょう。こういった情報があった方が調査しやすいのは事実ですが、そのために対象者の警戒心を強めては意味がありません。不自然にならない範囲で、さりげなく聞き出す程度で十分です。

■調査がバレるのを防ぐためのポイント3:対象者を刺激しない

「もうすぐ証拠が手に入る」「いきがっていられるのも今のうちだ」などと、対象者を刺激するのは厳禁です。これは、少なくとも何か手を打ったことを自分から明かしているも同然。詳しい人や勘のいい人であれば、「さては探偵を雇ったな」と気付くでしょう。

 

このような態度を取ってしまうのは、結局のところ「対象者に何か言ってやりたい」という気持ちを抑えられないからです。その気持ちは大いに理解できますが、調査の開始はあくまでも入り口に過ぎません。本当の解決までにはもう少し時間がかかりますし、実はシロである可能性もあります。

 

確実な証拠を入手すれば、もっと堂々と「勝利宣言」ができるのですから、それまでは我慢しておくのがベストです。ほくそ笑むのは心の中だけにして、対象者には普段通り接しましょう。

■調査がバレるのを防ぐためのポイント4:探偵とのやり取りを隠す

探偵から受け取った名刺や契約書などは、対象者に見つからないようにしておく必要があります。私室の机の引き出しや本棚など、他人に見られないところにしまっておきましょう。鍵がかけられる保管場所であればなお良しです。間違っても、机の上などに放り出しておいてはいけません。

 

また、探偵との連絡にもご注意ください。電話で話しているのを聞かれたり、メールやSNSでの会話を見られたりしないようにするのは基本中の基本です。スマホのロックはしっかりとかけ、迂闊に放置しないようにし、場合によっては発着信履歴やメールの削除などの対応も取りましょう。

 

そして、やってしまいがちなのが、探偵の連絡先を「探偵」「◯◯探偵事務所」などとストレートな名前で登録すること! 着信があったところを対象者に見られれば、一発でバレてしまいます。担当者の個人名なり適当な偽名なりで登録するのがおすすめです。

■調査がバレるのを防ぐためのポイント5:料金の支払い方を工夫する

不倫・浮気調査など、家族が調査対象者である場合は、調査料金を支払ったことがバレないように気をつける必要があります。自分専用の口座やクレジットカードがあれば問題ないので、持っていないなら契約前に作っておきましょう。少しずつタンス預金をしておいても構いません。もちろん、クレジットの利用明細などは対象者に見られないようにしてください。

■調査がバレるのを防ぐためのポイント6:信頼できる探偵に依頼する

どれだけ依頼者が注意していても、探偵が調査中に対象者に気付かれれば、その時点で調査がバレてしまいます。特に、探偵が対象者に捕まって調査中止を要求されるのは最悪のバレ方なので、絶対に防がなければなりません。これを防ぐための方法はただ1つ、信頼できる探偵に調査を依頼することです。

 

基本的には、過去の実績がそのまま探偵の信頼度になります。尾行や張り込みなどの調査テクニックは一朝一夕で身につくものではなく、長年の経験がものを言うからです。事務所としての過去の調査件数を問い合わせるのはもちろん、実際に調査を担当する探偵のキャリアなども確認しておくといいでしょう。

 

また、尾行や張り込みを複数名のチームで行ってくれるなら、バレるリスクが大きく低下します。その他、細かい質問にもはっきりと答えてくれるか、調査報告書のサンプルを見せてくれるか、見積もりが詳細に記載されているか……といった点も重要です。調査の技術力とは直接関係ない部分ですが、優秀な探偵の多くはこういった点もしっかりしています。

 

ちなみに、優秀な探偵は「バレる場合もある」ということをよく理解しているので、ここまで解説してきたような内容を依頼者に説明し、バレないための心がけを教えてくれます。依頼者が安心し、挙動不審になるのを防ぐ効果も期待できますから、探偵選びが最も重要なポイントといってもいいでしょう。

■バレずに調査をしたい時は、スマイルエージェント本部にご相談を!

調査がバレるのを防ぐための方法は、いずれも常識的な内容ばかりで、決して難しくありません。依頼者自身が少し行動に気をつけ、調査でミスをしない優秀な探偵を選べば、対象者が勘の鋭い人だったとしてもバレずに調査をすることが可能です。

 

スマイルエージェント本部でも、尾行や張り込みの技術を磨くとともに、依頼者の方にはバレるのを防ぐためのアドバイスを行っております。最後まで安心して調査を行いたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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