【北海道・高校教諭ダブル不倫殺人事件】不倫は悲劇に発展する前にやめさせるべきです!

不倫・浮気は、結婚の意志や関係の継続などをめぐり、時として重大なトラブルに発展することがあります。殺人など、取り返しのつかない事件に発展するケースも決して珍しくありません。

 

もしパートナーに不倫・浮気の兆候が見られるなら、最悪の事態に発展する前にやめさせなければならないのです。今回は、北海道で発生した事件を参考に、不倫・浮気対策の重要性について考えてみましょう。

 

【参考】

・https://megalodon.jp/2023-0820-2119-32/https://newsdig.tbs.co.jp:443/articles/-/600745?display=1

■高校教諭がダブル不倫の相手を殺害し、遺体を遺棄する事件が発生

2023年711日、北海道帯広市で発生した殺人・死体遺棄事件の初公判が釧路地裁で開かれました。被告は元高校教諭の男、被害者は被告の元同僚の女性教諭です。

 

2人はともに配偶者と子供がいますが、2018年から不倫関係にありました。いわゆるダブル不倫です。当初、被告にはまだ子供が生まれておらず、妻との離婚をほのめかしながら関係を続けていたようです。2019年には関係解消を望んだものの、被害者には受け入れてもらえませんでした。

 

2021年には妻との間に子供が生まれ、2022年には帯広市の高校に異動。この頃から関係解消のために連絡を避けますが、被害者に住所を知られてしまい、家の前での待ち伏せを受けます。そして、「もう死ぬしかない」と被害者の同意を得た上で心中を図ったものの、自分だけ生き残ってしまったので遺体を雑木林に埋めた……というのが簡単な経緯です。

 

第一審では、殺人罪ではなく被告側の主張する承諾殺人罪が適用され、懲役66ヶ月の判決が出たので、「被害者の同意を受けて殺した」という主張が認められたことになります。検察はこの判決を不服として814日に控訴しており、決着にはまだ時間がかかりそうです。

■被告と被害者の関係はこじれ、数々のトラブルに発展していた

今回の事件において、被告の責任が大きいのは間違いありません。当初、妻との離婚をほのめかしながら関係を続けていた点は「貞操権侵害」に当たる疑いがあり、非常に悪質だといえます。そして最終的に、不倫相手を殺害して自分は生き残ったわけですから、被告は強く非難されるべきでしょう。

 

しかし、実は被告に同情すべき点があることもわかっています。なぜなら、被害者が途中から恐喝やストーカーのような行動を取っていたからです。

 

たとえば、被害者は2019年に「別れるなら全財産を払え」と要求し、被告から300万円を受け取りましたが、関係解消には至りませんでした。また、被告が帯広市の高校に異動した時は、43日だけで666回も携帯電話に電話をかけ、勤務先の高校の職員にも電話をかけています。そして、「押しかけられるのが嫌なら金を払え」と要求し、被告からさらに400万円を受け取っているのです。

 

それでも関係は解消されず、529日には被告が顧問を務めていた野球部の練習場を訪問。530日には、高校に駐車されていた被告の車を荒らし、中にあったワクチンの接種券から被告の住所を把握します。そして、被告の自宅前で待ち伏せ、「奥さんと離婚しないなら赤ちゃんと奥さんを殺す」と脅し、最終的に心中に同意したのです。

 

死人に口なしということで、どこまで本当なのかは不明ですが、お金の出入りや着信履歴などは警察が調べればすぐにわかります。これらについては事実と考えるべきでしょう。つまり、被告の自業自得とはいえ、被害者にも問題行動があったのです。まさか被害者がこのような行動に出るとは、不倫を始めた当初の被告も思っていなかったのではないでしょうか?

 

被告は犯行時の心情について「この人から逃げたい、死にたい、その一心でした」などと語っています。殺人罪ではなく承諾殺人罪が適用されたのも、被告の主張に一定の信憑性があると判断されたためでしょう。だから被害者も悪い、というわけではありませんが、「なぜこんなことになってしまったのか」としか言いようのない事件です。

■悲劇を防ぐ鉄則は、不倫の兆候があればすぐに対応すること!

今回の事件において、被告と被害者どちらの非が大きいのかという議論に、結論を出すのは難しいでしょう。ただ、1つだけはっきり言えることがあります。それは、「そもそも不倫などしなければこんな事態にはならなかった」ということです。不倫は共同不法行為ですから、この点だけは被害者にも明確な責任があるといえます。

 

被告としては、被害者が問題行動を見せ始めた時点で、警察に相談するという方法もあったでしょう。しかし、そうなれば不倫の事実も露見し、教師である被告(と被害者)は職を失い家庭も崩壊するリスクがあります。結局、どうしようもなかったのかもしれません。

 

双方の配偶者は、不倫に気づいていたのでしょうか。もし少しでも不倫の兆候が見られていたのであれば、探偵の調査などの対策を取ってほしかった……というのが弊社の考えです。穏便に不倫関係を解消させられたかもしれませんし、結果として離婚に至ったとしても、命が失われるよりはずっとマシでしょう。

 

どれだけ言い訳をしても不倫は不法行為であり、さらなるトラブルに発展するリスクが常にあります。「不倫の可能性に気づいたらすぐに対応すること」、これが悲劇を防ぐための鉄則なのです。恋愛関係の泥沼化の恐ろしさを、決して甘く見ないでください。

■不倫・浮気調査は、スマイルエージェント本部にお任せ!

日本では、約5人に1人に不倫・浮気の経験があるというデータがあります。不倫・浮気は、まったく他人事ではありません。それはつまり、今回の事件のような悲劇も他人事ではないということです。

 

それ以前に、不倫・浮気自体が平穏な夫婦関係を破壊する行為であり、気づいたら早めに対応する必要があります。パートナーに不倫・浮気の兆候が見られる時は、スマイルエージェント本部までお気軽にご相談ください。

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