日本の社会問題の1つである「いじめ」。防止に向けた取り組みの成果とはいえ、その認知件数は年々増え続けており、特に小学校における認知件数が著しく増加しています。お子様の将来のためにも、いじめには毅然と対抗しなければなりません。今回は、福島県郡山市の小学校で発生したいじめ暴行事件を参考に、いじめ対策の重要性について考えてみましょう。
【参考】
・https://megalodon.jp/2023-0819-1808-43/https://newsdig.tbs.co.jp:443/articles/-/666013?display=1
■福島県の小学校でいじめが発生、女子児童が全治1ヶ月以上の負傷
2023年7月、福島県郡山市の小学校に通う女子児童が同級生からのいじめを受け、全治1ヶ月の怪我をしたことが地元メディアの取材で判明しました。報道によると、いじめが始まったのは4月頃。「死ね」「転校しろ」といった暴言を、同級生から日常的に受けるようになったとのことです。
いじめは徐々にエスカレートし、7月には右足を複数回蹴られ、全治1ヶ月以上の打撲・ねんざと診断されました。女子児童はこれがきっかけで不登校になり、いじめの光景がフラッシュバックするなど、PTSD（心的外傷後ストレス障害）の疑いも出ているといいます。
ここまで来ると、いじめというよりは単なる暴力事件ではないでしょうか？ これが小学校で発生したというのですから、極めて重大な問題といわざるをえません。
■学校側の動きは遅く、被害者に非があるかのような態度も
今回の事件では、学校側の対応の遅さや不誠実さが指摘されています。まず、いじめについて学校から保護者に最初の連絡があったのは、女子児童が怪我をした当日の夜でした。つまり、これほど事態が悪化するまで、保護者には事情を隠していたわけです。
その後、複数回にわたって保護者と学校の間で話し合いが行われたものの、学校側はまるで女子児童に非があるかのような態度を取るなど、まともに対応する様子がないのだといいます。一連の対応に保護者は不信感を募らせ、学校側にいじめ防止対策推進法で定める「重大事態」の申し立てを行いました。この事態を受け、市の教育委員会も調査を開始しています。
なお、加害者は怪我をさせたことについては謝罪したそうですが、いじめについてどう認識しているのかは不明です。学校側がどのような対応を取っていたのかも含め、徹底的な真相究明や再発防止が望まれます。
■いじめの証拠は探偵の調査で入手するのがおすすめです！
今回の事例を見てもわかるように、学校はいじめ問題について真摯に対応しないケースが多々あります。もし子供がいじめを受けている可能性があるとわかっても、学校側に対応を任せるだけでは解決しないかもしれません。弁護士に相談するのはもちろん、いじめの証拠集めも行う必要があります。
そんな時に頼りになるのが探偵です。探偵のいじめ調査では、家の外にいるお子様を密かに見守り、いじめの有無や素行などを確認します。そして、いじめの現場に遭遇した時は、高性能な機材によって加害者の顔やいじめの様子を撮影し、裁判でも通用する報告書にまとめます。
いじめ問題は、早めに察知して証拠を押さえることが何よりも大切です。「何だか子供の様子が変」というだけでも構わないので、気軽に調査を依頼してみましょう。
■いじめ・見守り調査は、スマイルエージェント本部にお任せ！
今回の事件は、全治1ヶ月以上の怪我という目に見える被害が出たために、学校も隠しきれなくなったことがある意味幸いでした。実際には、このような目立った証拠がなく、いじめの実態が確認しにくいケースも数多く見られます。
自殺など、取り返しのつかない事態に陥るのを防ぐためにも、いじめには毅然と対応するべきです。少しでも不安に思ったら、スマイルエージェント本部までお気軽にご相談ください。
