
「これってストーカー行為?」「迷惑だから被害届を出したいけど、大袈裟かな…」なんて悩んでいませんか?
現在、ストーカー被害で悩んでいる人は、具体的にどのような行為がストーカー行為に当たるのかを知りたいですよね。
今回は、知っているようであまり知らない?!「ストーカー規制法」についてくわしく解説していこうと思います。
■ストーカー規制法が定める「ストーカー行為」とは?
ストーカー規制法で定められた「ストーカー行為」とは、特定の人物への恋愛感情、またはその気持ちが通じずに恨むようになりつきまとい行為を繰り返し行う事を言います。
✔CHECK POINT
規制法には、「恋愛感情」と明記されているため、恋愛感情が目的ではないストーカー行為はこの規制法の対象外となってしまいます。
一方、アメリカのストーカー規制法に当たる法律では「意図的で悪意がありかつ繰り返されたつきまとい及びいやがらせ」と規定されていて、恋愛感情の有無を問われていません。
ストーカー行為は恋愛感情に限ったものでは無いため、日本の規制法も、まだまだ改正の余地はありそうです。
ストーカー規制法とは?
ストーカー規制法とは、上記に定めた「ストーカー行為」から被害者を守るために制定された法律です。
この法律がある事で、ストーカー行為をする加害者に「警告」を行うことや、場合によっては「逮捕」する事もできます。ストーカー被害に悩んでいる人にとっては、心強い法律です。
■ストーカー規制法の対象となる行為は?
では、実際にストーカー規制法との対象となる行為を具体例と共に見ていきましょう。
ストーカー行為として8つの行為をご紹介します。
現在、ストーカー被害に遭われている方はご自身の状況と照らし合わせて読み進めてください。
1.つきまとい・待ち伏せ・押し掛け・うろつき
✔尾行されたり、つきまとわれる
✔通勤・通学途中や、行く先で待ち伏せされる
✔自宅や学校、職場などに押しかけられる
✔行く先々でよく見かける、うろつかれる
2.監視していると告げる行為
✔その日のあなたの服装や行動を告げる連絡が来る
✔帰宅時に「おかえり」など、連絡が来る
✔「いつも監視している」等、監視していると告げる
✔ネット上の掲示板で、上記のような監視を告げる書き込みを行う
3.面会や交際の要求
✔拒否しているのに、面会、交際、復縁を求めてくる
✔贈り物やプレゼントを受け取るように要求してくる
✔その他、義務のない事を要求してくる
4.著しく粗野、乱暴な言動
✔「バカヤロー」など、暴言を浴びせられる
✔「死ね」などの乱暴な内容のメールを送り付けられる
✔家の前で大声を出したり、車のクラクションを鳴らすなどの乱暴な行動
5.無言電話、拒否後の連続した電話・メール
✔無言電話がかかってくる
✔拒否しているのに、何度もメッセージが送られてくる
✔職場や携帯電話、自宅などに何度も電話をかけてくる
✔ブログやSNS等の個人ページに、何度もコメントを書き込む
6.汚物等の送付
✔汚物や、動物の死体等、不快感を与えるものを自宅や職場に送り付ける
✔汚物などを車に付着させる
7.名誉を傷つける
✔中傷したり名誉を傷つけられる事を告げる
✔中傷したり名誉を傷つけられる内容の文書等を送りつける
✔インターネット上に誹謗中傷を書き込む
8.性的しゅう恥心の侵害
✔わいせつな写真を自宅に送りつけたりネット上に掲載される
✔電話、手紙、メールで卑猥な言葉を告げて辱めようとする
■ストーカー規制法のまとめ
いかがでしたでしょうか。
現在、被害に遭われている方は、早めに警察または周囲の人に相談しましょう。
決して「大袈裟にしたくない、この程度なら…。」と一人で抱え込まないでください。
放っておくと行為がエスカレートするのが、ストーカーです。
また、残念ながら警察に相談をしても逮捕に至らないケースも多く存在します。
2016年の警視庁のデータによると、ストーカーの被害報告に対して摘発に至るものは全体の約10分の1程度です。
あなたに迷惑行為をしているストーカーに厳重な処罰を与えるためにも、しっかりとした「物的証拠」を掴む事が必要です。
現在、ストーカー被害で悩んでいる方は是非、当探偵事務所までご相談ください。
物的証拠を掴む事から、根本的解決へ向けたサポートやアドバイスもさせていただきます。
ご相談は無料なので、一人で悩まず気軽にお問合せください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
