不倫・浮気の証拠集めにおいて、「不貞行為の証拠」が重要である理由

パートナーの不倫・浮気問題を追及する時は、なるべく多くの証拠を集める必要があります。証拠として使えるものはいくつかありますが、最も重要なのは「不貞行為」、すなわち肉体関係の証拠です(ラブホテルに入る様子の写真など)。ここでは、不倫・浮気の証拠集めにおいて、不貞行為の証拠が最も重要である理由を解説します。

■不貞行為の証拠があれば、言い逃れは不可能!

不貞行為の証拠が重要である最大の理由は、言い逃れのできない確実な証拠だからです。2人で遊びに行った現場を押さえようと、SNSでの楽しそうな会話を発見しようと、それだけでは「ただの友達だ」と主張されて終わってしまう可能性があります。男女の関係だと認めたとしても、「一線は越えていない」と弁明してくるかもしれません。

 

しかし、不貞行為の証拠があれば、そういった言い訳は一切通用しなくなります。間違いなく男女の関係、しかも相当深い仲であると証明できるからです。パートナーや不倫・浮気相手も降参せざるをえず、その後の話し合いや慰謝料請求もスムーズに進むでしょう。どのような対応をするにしても、まずは不貞行為の証拠を押さえるのが大原則です。

■不貞行為が証明できると、慰謝料の金額は大幅アップ

不貞行為の証拠があると、慰謝料の金額がアップするのも大きなメリットです。一般的に、不倫・浮気の内容が悪質であればあるほど被害者の苦痛も大きいとみなされ、慰謝料の金額も高くなります。慰謝料の相場は、不貞行為が原因で離婚に至ったのであれば100万円~300万円程度、離婚しなかったのであれば50万円~100万円程度です。

 

ところが、不貞行為があったと証明できず離婚もしない場合だと、慰謝料は10万円~50万円程度にしかなりません。離婚に至ったとしても、50万円~100万円程度とかなり低くなってしまいます。不貞行為があったか否かの影響は、これほど大きいものなのです。パートナーや不倫相手に大きなダメージを与えたければ、不貞行為の証拠は確実に入手しておきましょう。

■不貞行為があれば離婚訴訟を起こすこともできる

不貞行為の証拠は、離婚を考えている場合にも大きな意味を持っています。民法7701項の定めにより、配偶者に不貞行為があった時は、離婚訴訟を起こせるからです。裁判所が離婚を認めてくれれば、たとえ配偶者が拒否していたとしても離婚が成立します。離婚を前提とするなら、積極的に不貞行為の証拠を入手するといいでしょう。

 

一方、不貞行為をした配偶者は有責配偶者(婚姻関係破綻の原因を作った配偶者)になります。有責配偶者からの離婚請求は、原則として認められません。つまり、不貞行為の証拠さえ押さえてしまえば、被害者が許可するまで配偶者は離婚できないのです。

 

これは、何とかして夫婦関係を修復したい場合や、配偶者と不倫相手の再婚を防ぎたい場合などに役立ちます。不貞行為の証拠は、攻撃だけでなく防御においても活用できるといえるでしょう。

■不貞行為の証拠集めは、スマイルエージェント本部まで!

不貞行為の証拠があれば、不倫・浮気トラブルの解決は非常にスムーズになります。迅速かつ確実な解決を望むなら、冷静に不貞行為の証拠を押さえるのがおすすめです。とはいえ、自力ではなかなか難しいことが多いので、探偵の不倫・浮気調査を利用するといいでしょう。調査をご希望の際は、スマイルエージェント本部までお気軽にご相談ください。

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