【奈良・高齢者三角関係ストーカー事件】恋愛感情の暴走は、やっぱり年齢と関係ありません!

恋愛というものは年齢と関係がなく、高齢になっても交際相手を見つけたり結婚したりする方は大勢います。それは同時に、恋愛をめぐるトラブルやストーカー事件なども、年齢と関係なく発生するということです。今回は奈良県で発生した、高齢者を巻き込む三角関係ストーカー事件を参考に、ストーカー対策の重要性について考えてみましょう。

 

【参考】

・https://www.sankei.com/article/20221220-XIJM3XOB5FLDXLLL36C4OEQERQ/

■三角関係のこじれから、恋敵にストーカー行為をした女が逮捕

2022年1220日、奈良県桜井市に住む女がストーカー規制法違反の容疑で逮捕されました。容疑の内容は、18日に同県内に住む女性宅に押し掛け、庭に「お金かえせ」などと書かれたメモを投げ入れた上、19日にも「泥棒かえせ」などと書かれたはがきを送り、反復してストーカー行為をしたというものです。

 

容疑者は、被害者と同居している男性と交際しており、「自分に男性の気持ちが来ず、捨てられたと思った」などと供述し、「仕返しのためにやった」と容疑を認めています。要するに、三角関係のこじれが原因で、恋敵の女性に対してストーカー行為をしてしまったというわけです。

■容疑者は51歳、被害者の2人は70

三角関係が泥沼化して、好意を寄せる相手や恋敵などにストーカー行為をしてしまうという事件は、決して珍しいものではありません。しかし今回の事件の場合、非常に特徴的な点が1つあります。それは、当事者である3名の年齢です。

 

まず、容疑者の年齢は51歳。まだ高齢者の域ではありませんが、それなりの年配者です。では被害者の年齢はというと、何と75歳。後期高齢者の範疇です。そして2人に挟まれていた男性も、やはり70代と報道されています。

 

つまるところ、同居する高齢者カップルの間に、その子供くらいの年齢の女性が割って入ったということに……。何とも言えない気持ちにさせられます。ただ、男性がどちらの女性と先に交際していたのかなど、詳細は不明です。経緯によっては、容疑者にも同情の余地はあるのかもしれません。

■不倫やストーカーは年齢と無関係! 誰もが被害者になりえる

今回の事件を見てもわかるように、恋愛やストーカー行為は年齢とは無関係です。どれだけ年をとっても、不倫・浮気やストーカー行為に走ってしまう人は一定数います。

 

以前の記事で取り上げた類似の事件としては、埼玉県で発生した年の差ストーカー事件があります(https://smile-agent-jp.com/column/stalker/2226/)。この事件は、71歳の男性が10代女性にストーカー行為をしたというものでした。

 

ストーカー被害に悩まされている時に、犯人の正体を安易に推測するのは危険です。もしかすると、自分と大きく年齢の離れた人が犯人かもしれません。また、高齢者が不倫トラブルやストーカー問題に巻き込まれるリスクも十分あります。誰が、いつ、どんなトラブルに巻き込まれても不思議ではないと考えることが大切です。

■ストーカー調査は、スマイルエージェント本部にお任せ!

当事者の属性や経緯が何であれ、ストーカー問題への1番の対処法は「証拠をそろえて警察を動かすこと」です。ただ、警察は証拠の確保まで手伝ってくれるわけではないため、別の方法を講じなければなりません。そんな時、事件性の有無を問わず動ける探偵は、最も心強い味方となります。お困りの際は、スマイルエージェント本部までお気軽にご相談ください。

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