
高齢化社会が進む中、高齢者の一人暮らしが増加しています。
離れて暮らす高齢者の異変に気付くためにも、「高齢者見守りサービス」というものが、様々な機関から提供されています。
この記事では、厚生労働省が強化している「高齢者見守り活動」から、民間企業か展開している「高齢者見守りサービス」まで、幅広くご紹介させていただきます。
是非参考にしてみてください。
コロナウィルスの拡大により、高齢者がさらに孤立
2020年2月コロナウィルスの拡大を受けて、厚生労働省は「在宅の一人暮らし高齢者に対する見守り等の取組の実施について」を発表しました。
内容は、国が助成金を交付し高齢者見守り活動を強化するというもの。
こういった発表の背景には、新型コロナウィルスの拡大により一人暮らしの高齢者が誰とも会わず自宅で過ごす事が増えてきた事が挙げられます。
ただでさえ不安な事が多い高齢者の一人暮らしですが、コロナウィルスにより、さらに孤立化している現実は無視できません。
現在「高齢者見守りサービス」にはどのようなものがある?
一人暮らしの高齢者が増加していく中、民間企業からも様々な「高齢者見守りサービス」が展開されています。
では、見守りサービスには、どのようなものがあるのでしょうか。
以下、簡単にまとめてみました。
■高齢者見守りサービス
- コミュニケーション型サービス
電話やメールで体調や日々の変化を確認するものから、実際に自宅を訪問して会話をするものまであります。
誰かと定期的にコミュニケーションをとる事で、一人暮らしの寂しさが解消できるメリットもあります。
- センサー型サービス
自宅に設置したセンサーにより、異常があれば子供のスマホに通知が来るシステムです。
ガスや家電の利用状況から異変が起きていないか推測するものが主流となっています。
センサー型は24時間管理する事が可能というメリットがあります。
- 緊急時通報型サービス
緊急時に本人がスイッチを押す事で、警備員が自宅に駆け付けるシステムです。
大手警備会社などが展開しています。
高齢者の日常生活を変えないサービスを取り入れよう
上で紹介したように、高齢者見守りサービスは様々なものがありますが、高齢の親の日常生活を変えないサービスを取り入れるようにしましょう。
高齢者が新しい機器の操作や使い方を覚えるのは、本当に大変な事です。
メール型サービスを取り入れても送受信がわからない。緊急通報システムを取り入れたが、通報の仕方がわからなかった。など、思いもよらない所でつまずいてしまいます。
親への負担は最小限にし、気軽に頼めるサービスを利用しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
日本の少子高齢化が社会問題となっている中、様々な高齢者見守りサービスが展開されているようです。
現在、高齢の親と離れて暮らす方はライフスタイルに合わせてサービスを取り入れてみてはいかがでしょうか。
また、当探偵事務所では高齢者見守り調査も行っています。
調査範囲は全国となっておりますので、遠方で暮らす高齢の親が心配だという方は是非気軽にご相談ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
