探偵は個人の資産を調査することはできるの?

みなさんは、他人がどのくらいお金を持っているのか知りたくなったことはありませんか? 単なる興味本位で知っていい情報ではありませんが、状況次第では必要になることもあります。探偵の調査なら、このような情報をある程度入手することが可能です。ここでは、探偵の個人資産調査の方法について解説します。

■他人の資産を調べなければならないのはどんな時?

他人の資産を知る必要がある状況はいろいろ考えられます。たとえば、債務者が借金を返そうとしない時。返済を催促しても、債務者が「今ちょっと生活が厳しくて……」と言い訳をすれば、「仕方ない」と我慢する方もいるでしょう。しかし、本当はお金があるのに、嘘をついている可能性は否定できません。

 

また、元配偶者が養育費を支払おうとしない場合にも、借金と同じことがいえます。反対に、これから結婚しようという時も、交際相手や婚約者の経済状況が気になる方は多いでしょう。相手が借金を背負っているのを知らずに結婚してしまえば、結婚生活は大変なことになります。

 

相手の資産を把握できれば、こういった問題は解決可能です。十分な資産があることがわかれば、遠慮なく借金返済や養育費の支払いを求められますし、場合によっては法的な手段に訴えることもできます。結婚への安心感も高まるでしょう。疑問や不安を抱えたままでいるよりは、思い切って資産を調べてみた方がいいのです。

■探偵は素行調査によって、対象者の経済状況を調べる

それでは、探偵はどのようにして他人の資産を調べるのでしょうか。最初にお断りしておくと、探偵は調査対象者の口座の中身や借金額などを、直接調べられるわけではありません。これらは個人情報であり、探偵の権限で調べられるものではないからです。資産や借金の内容を具体的に知る必要がある時は、民事執行法に基づく財産開示手続を行う必要があります。

 

探偵が行うのは、対象者の素行調査による経済状況の推測です。たとえば、「生活が苦しくて借金を返せない」と言っていた人が毎日豪遊していれば、明らかに嘘をついていることになります。質素な家に住んでいるけれど、実は高級車などの高額資産を隠し持っていた……というケースも珍しくありません。

 

一方、ちゃんとした収入があるのか怪しい人を調査したところ、実は真面目に働いていて一定の収入があることが判明する場合もあります。交際・結婚を考えていた人にとっては、とても喜ばしい情報となるでしょう。このように、直接情報を開示させなくても、相手の資産や経済状況を調べる方法はあるのです。

■探偵による資産調査が向いている状況

探偵の資産調査は、あくまでも「お金を持っているらしい・いないらしい」ということを調べるに止まります。そのため、「弁護士に依頼して財産開示手続きをする方が確実では?」と考える方もいるはずです。

 

しかし、民事執行法に基づく財産開示手続は、裁判所から債務者に「財産を開示しなさい」と命令を出してもらうために行うので、当然ながら自分の動きが相手に伝わってしまいます。財産の差押えに踏み切るかどうか迷っており、相手に知られずに経済状況を調べたい時は、探偵の調査の方が向いているでしょう。

 

また、法律に基づく財産開示は、債務者や養育費の支払い義務者など、お金を支払う責任のある人に対してしか使えません。婚約者の資産を知りたい時などは、生活の様子から判断するしかありませんから、やはり探偵の調査が有効です。

■個人の資産調査のご相談は、スマイルエージェント本部へ!

探偵による個人資産調査は、財産開示手続ほどの確実性はありませんが、その分柔軟性があります。他人の資産に疑問や不安を抱いているなら、早めに調査を行うのがおすすめです。まずはお気軽に、総合探偵社スマイルエージェント本部までご相談ください。

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