行方不明者を自力で探すことはできるの?

行方不明者を探し出したい時は、警察や探偵を頼るのが基本です。しかし、警察は事件性がなければ動けないため、昔の知り合い探しなどは依頼できません。また、探偵は料金がかかるので、できれば他の方法を……という方もいると思われます。そこで今回は、自力で行方不明者を見つけ出す方法を考えてみましょう。

■戸籍の附票は確実性が高いが、状況が限定される

自力での人探しにおいて最も確実性が高いのが、本籍地の役所で「戸籍の附票」の写しを取得する方法です。戸籍の附票には、その人の今までの住所がすべて記録されています。本人でなくても、配偶者や直系親族(親や子)であれば取得可能なので、行方不明者の現住所を簡単に確認できるのです。その他、債務者を探している債権者や、行方不明者を相手に訴訟を起こしたい人なども取得できる場合があります。

 

ただし、行方不明者が住所の変更の届出を行っていなければ、この方法は使えません。すでに死亡していて住所変更が行えなかったり、追跡を振り切るためにあえて住所変更をしていなかったりといったケースもあるでしょう。

 

さらに、配偶者や直系親族、債権者などでない人が取得することもできません。つまり、昔の友人や交際相手を探すのには使えないのです。戸籍の附票の確認は、確実性こそ高いものの、使える状況が非常に限られた方法だといえます。

■チラシやポスターは手間の割に確実性が低い

昔からよく使われている人探しの方法としては、チラシの配布やポスターの掲示が挙げられます。行方不明者の情報を求めるポスターが、駅や商業施設に掲示されているのを見たことのある方も多いでしょう。これらの方法は、誰でも自由に実行でき、不特定多数の人に協力をお願いできるのがメリットです。

 

しかしながら、あちこちでチラシを配布したりポスターを掲示したりするのは、大変な労力がかかります。大量に作成すれば、費用も決して安くありません。その上、有力な情報が寄せられるかどうかは未知数です。地道に続ければ、いつかは成果が出るかもしれませんが、決して確率の高い方法ではないといえます。

■インターネットは拡散力があるが、うまくいくとは限らない

インターネットが普及した現在では、ネットを使った人探しも行われるようになりました。ブログやSNSに個人情報を載せている人は決して珍しくなく、本名や電話番号などを検索するだけでも引っかかってくる場合があります。駄目で元々ということで、まずは検索してみるといいでしょう。

 

また、SNSや掲示板を活用し、情報提供を呼びかける方法もあります。拡散に成功すれば、多くの人からの情報提供が期待できるでしょう。ただし、イタズラ目的のデマ情報が寄せられる可能性も高く、真偽の確認も自己責任で行わなければなりません。そもそも、情報を拡散させるのはイメージほど簡単ではないので、過度な期待は禁物です。

■より確実な人探しは、総合探偵社スマイルエージェント本部にお任せ!

今回ご紹介したように、自分でできる人探しの方法は、確実性が低いか状況が限定されるものばかりです。チラシ配りやポスター掲示も決して無駄ではありませんが、発見の確率を高めたければ、他の方法も検討するのが望ましいでしょう。事件性の有無に関わらず動ける探偵は、人探しの最も強力なパートナーです。行方不明者を探し出したい時は、ぜひスマイルエージェント本部にご相談ください。

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