会社の中で盗聴器が仕掛けられやすい場所はどこ?

前回のコラム記事(https://smile-agent-jp.com/column/touchou/1952/)では、会社に盗聴器が仕掛けられる理由について解説しました。「誰が?」「なぜ?」を理解したら、次に意識しておきたいのは「どこに?」です。実際に盗聴器を発見するためには最も重要なポイントですが、理由とあわせて考えれば推測は難しくありません。今回は、会社の中で盗聴器が仕掛けられやすい場所をご紹介します。

■会社で盗聴器が仕掛けられやすい場所①:会議室・重役室・応接室

犯人の目的が重要情報の盗聴である場合、まず狙われるのは会議室や重役室、応接室などです。これらの場所では、重要で機密性の高い会話が交わされることが多く、無関係の人は従業員でもシャットアウトされることが珍しくありません。そのような場所の会話が外部に筒抜けになっていれば、会社の経営に大きな悪影響をもたらすおそれがあります。

 

さらにいえば、これらの場所での盗聴を許したこと自体が、会社の評判の悪化につながりかねません。セキュリティに問題のある会社との取引は、なるべく避けたいと考えるのが普通です。上記の場所に加え、重要性の高い情報を扱う部署でも盗聴を警戒し、定期的に盗聴器発見調査をした方がいいでしょう。これだけでも、盗聴のリスクは大きく下がります。

■会社で盗聴器が仕掛けられやすい場所②:給湯室・休憩室・社員食堂

お茶を入れる場所である給湯室は、ついつい雑談をしてしまいがちな場所です。また、休憩時間に利用する休憩室やリフレッシュスペース、社員食堂などでも多くの人が雑談をします。リラックスしていることも手伝い、上司や同僚の悪口・不平不満・下世話な噂などが話題に上る機会も多いでしょう。

 

当然、社内の会話の盗聴を目論む人にとっては、格好の標的になります。複数の人が入れ代わり立ち代わり利用するスペースのため、被害者も多くなりやすいのが怖いところです。特にターゲットを定めず、社内のスキャンダル探しなどのために盗聴する人もいるでしょう。ゆっくり休憩できる空間を守る意味でも、盗聴器は絶対に排除する必要があります。

■会社で盗聴器が仕掛けられやすい場所③:デスクの周辺

普段仕事をしているデスクの周辺にも、盗聴器が仕掛けられる可能性があります。特定の人、あるいは特定の部署の会話を盗聴したい時には最適の場所です。業務に関する情報はもちろんですが、仕事の合間や休憩中などのプライベートな会話も拾われる可能性があります。1日の大半を同じデスクで過ごす事務職などは、特にリスクが高いといえるでしょう。

 

また、最近の盗聴器は小型化・高性能化が進んでいます。オフィスで使うものに偽装したタイプも多く、電源タップ型・USBケーブル型・USBアダプタ型・USBメモリ型・ペン型・電卓型など多種多様です。これらがデスク周りに1つ増えていたところで、ほとんどの方は気にしないでしょう。持ち主や置いた人がわからないものが増えていたら、怪しいと考えることが大切です。

■盗聴器発見調査は、スマイルエージェント本部にお任せ!

盗聴器に関する知識は、実際に盗聴器を探してみて初めて意味を持ちます。どのような企業でも盗聴の被害にあう可能性がある以上、普段からオフィス内の変化に敏感になるとともに、定期的に盗聴器がないかチェックすることが重要です。自力では対応しきれないことが多いので、ぜひスマイルエージェント本部に調査をご依頼ください。

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