【Live News イット!より】誰かに狙われているわけではなくても、家から盗聴器が出てくる可能性はあります!

現代において、盗聴器はとても簡単に購入できるため、あらゆる場所に仕掛けられている可能性があります。とはいえ多くの方は、誰かに狙われる心当たりがなく、自宅に盗聴器が仕掛けられているとは考えないでしょう。

 

しかし実のところ、誰かに直接狙われているわけではなくても、自宅から盗聴器が出てくるケースは多々あるのです。今回は、FNN系列のニュース番組「Live News イット!」で特集された内容を参考に、盗聴器の怖さについて考えてみましょう。

 

【参考】

https://megalodon.jp/2023-0110-1900-28/https://www.fnn.jp:443/articles/-/455722

https://www.fnn.jp/articles/-/455722

■事例1:知り合いからもらった電源タップが盗聴器だった!

今回「イット!」では、専用の機材を使いながら東京都内を車で走り、盗聴器の電波が出ている建物を探して訪問するという特集を組みました。以前ご紹介した、テレビ番組の取材で市役所から盗聴器が発見された事件(https://smile-agent-shizuoka.com/news/1408)と同じような手法です。

 

今回の特集における1つ目の事例では、「カチャッカチャッ」という音を機材がキャッチしたので、発信源と思われる家を訪問しました。専門業者が調べたところ、家の2階から電源タップに偽装した盗聴器がコンセントに刺さっているのを発見。音の正体は、近くにあった時計の針の音でした。

 

実はこの電源タップ、この家に住む家族の父親が、知り合いの元電気屋さんからガラクタとしてもらってきたものだったのです。おそらく、電気屋さんがどこかから回収してきたものを父親が譲り受け、盗聴器とは気づかずに設置してしまったのだと推測されます。設置から半年程度しか経っていないのが不幸中の幸いでした。

■事例2:引っ越してきたアパートの部屋に盗聴器が!?

もう1つの事例では、若い夫婦と幼い子供が住むアパートから盗聴器が発見されました。仕掛けられていたのは、定番の場所であるコンセントの裏側。電気を盗んで半永久的に稼働するクリップ型盗聴器で、音が鳴った時だけ電波を発するVOX(ボックス)型盗聴器でもあったため、発見が難しいという厄介な代物です。

 

電波の飛び具合から、盗聴器が仕掛けられたのは4年ほど前だと推測されました。居住者一家が引っ越してきたのは2年と少し前なので、おそらくこの家族を狙ったものではなく、以前から仕掛けられていたと考えられます。前の居住者が狙われていたのか、それとも前の居住者が退去時にイタズラ目的で仕掛けていったのか……

■「偶然の盗聴被害」を防ぐためにはどうすればいいのか?

今回の2つの事例に共通しているのは、「居住者を直接狙ったものではない」ということです。1つ目の事例は、知人からもらった電源タップがたまたま盗聴器でしたし、2つ目の事例では入居した部屋に最初から仕掛けられていました。これらの事例はまさに、「誰かに狙われているわけではなくても家に盗聴器が仕掛けられている可能性はある」という現実を示しています。

 

対策としては、まず他人からもらったり拾ってきたりしたものを、迂闊に設置しないようにしましょう。そして、賃貸住宅や賃貸オフィスなどに入居する時は、可能なら事前に盗聴器発見調査をしておくべきです。「どこに盗聴器があってもおかしくない」と常に意識しておけば、知らないうちに被害にあうのを防ぐことができます。

■盗聴器発見調査は、スマイルエージェント本部にお任せ!

盗聴器が誰でも簡単に購入できてしまう以上、盗聴という行為も極めて一般的になっていると考えなければなりません。適当に車を走らせているだけでも電波をキャッチできてしまうくらいに、盗聴器はどこにでも仕掛けられているのです。「狙われる心当たりがないから大丈夫」という考え方は危険なので、少しでも不安に感じた時は、ぜひスマイルエージェント本部にご相談ください。

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