性病に感染したら不倫・浮気をしていたといえるのか?

クラミジアや淋病、梅毒、HIVといった性病は、性行為を主な感染経路とする病気です。もしパートナーが性病に感染したり、自分がパートナーから性病をうつされたりした場合は、パートナーがどこかで性病をもらってきた=不倫・浮気を疑う必要があります。

 

しかし、あくまでも可能性が高いだけであって、100%確定というわけではない点に注意しなければなりません。ここでは、性病感染が発覚した時の考え方について解説します。

■性病感染=不倫・浮気とは断定できない

パートナーや自分自身の性病感染が発覚した場合、その感染経路は不倫・浮気以外にもいろいろ考えられます。主なものを挙げてみましょう。

 

①毛じらみやその卵、感染者の体液などが付着した衣類・タオル

②トイレの便座や公衆浴場のイスなど

③注射針の使い回し

④母子感染

⑤以前の性行為で感染し、無症状のまま病原体を保有していた

 

①②はまれなケースです。③④も、対策の徹底によって防ぐことができます。個人として注意すべきなのは、やはり⑤です。

 

性病は感染しても無症状であるケースが比較的多く、しかも治療を受けなければ体内から菌やウイルスが消えません。そのため、昔のパートナーや利用した風俗店などから感染し、無症状で病原体を保有している人が珍しくないのです。

 

そして、たとえ無症状でも他人に感染させてしまう可能性はありますし、体力が落ちた時などに症状が出てくることもあります。実は自分が無症状の感染者で、気づかないうちにパートナーに感染させてしまっていた……という可能性も否定できません。こういったケースが考えられる以上、性病に感染した=不倫・浮気をしていたとは断定できないのです。

■より確実な証拠は調査で入手すべき。病院にも必ず行くこと

性病の感染経路として、最近の性行為=不倫・浮気が最も疑わしいのは間違いありません。とはいえ、100%断定はできない以上、性病だけを理由にパートナーを問い詰めるのは危険です。もし真相が不倫・浮気ではなかった場合、パートナーとの関係を悪化させるだけになるおそれがあります。

 

逆に、不倫・浮気が事実だったとしても、パートナーに他の感染経路の知識があれば言い逃れを許すかもしれません。結局のところ、より信頼できる証拠を押さえるのが1番だといえます。探偵に不倫・浮気調査を依頼するなどして、真相をはっきりさせましょう。

 

なお、性病感染が発覚したら、まずは夫婦そろって病院に行くことをおすすめします。性病の中には、放っておくと不妊になったり命に関わったりするものもあり、決して軽視はできません。「性病のことを話したらパートナーが警戒心を強めるかもしれない」などとは考えず、自分たちの健康を優先しましょう。

■性病がきっかけで不倫・浮気に気付いたら、スマイルエージェント本部にご相談を!

性病への感染は、それ自体がとても厄介な話なので、不倫・浮気に対する怒りも強くなりがちです。しかし、感染の事実だけを根拠に不倫・浮気だと決めつけてはいけません。まずは落ち着いて病院へ行き、それから本格的な証拠集めにかかるべきです。お困りの際は、ぜひスマイルエージェント本部にご相談ください。

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