盗聴器の存在に気づく方法【自宅の変化編】

みなさんは、自宅に盗聴器が仕掛けられていないか気になったことはありませんか? 「うちを盗聴しようとする人なんかいないだろう」と思うかもしれませんが、盗聴の被害はしばしば発生しています。盗聴に気づくためには、周囲のちょっとした変化を見落とさないことが大切です。今回は、自宅の内部の変化から盗聴器の存在に気付く方法をご紹介します。

■物の位置が変わっている・ズレている

盗聴器は家具の裏側や小物の中、そしてコンセントの内部など、目立たない場所によく設置されます。動かした記憶がないのに、家の中にある物の位置が変わっていたら、何者かが盗聴器を仕掛けるために触ったのかもしれません。変化があった物・場所の周辺は怪しいと考えるべきです。

 

とはいえ、微妙に位置が変わっているだけでは気づかないことも多いでしょう。そこで、床の傷やホコリにも注目してください。重い家具を移動させたのであれば、床に引きずった跡が付くことがありますし、動かす前に溜まっていたホコリがそのままの形で残っていることもあります。逆に、長年ホコリをかぶっていた家具やコンセントの周辺が、不自然にきれいになっている場合も注意が必要です。

■見覚えのないものや、前の居住者が残していったものがある

盗聴器には電源タップやボールペン、USBメモリなど、身近なものに偽装したタイプもあります。また、ぬいぐるみや時計といった小物に仕込むことも可能です。見覚えのないものがいつの間にか増えていたら、それに盗聴器が仕掛けられている可能性を疑いましょう。

 

また、賃貸住宅や中古住宅の場合、前の居住者が残していったものにも注意が必要です。前の居住者が、何らかの理由で盗聴器を仕掛けているかもしれません。あるいは、前の居住者自身が盗聴の被害にあっており、盗聴器が仕込まれたものを気付かずに残していった可能性もあります。

 

そのため、前の居住者が残していったものは、善意であったとしても処分してしまうのがおすすめです。「電源タップがあってラッキー」とは考えないようにしましょう。

■テレビ・ラジオ・固定電話などの雑音・ノイズ

電波を発するタイプの盗聴器が仕掛けられていると、テレビ・ラジオ・固定電話などの電波に干渉し、雑音やノイズが発生する場合があります。アンテナレベルが低いなど、一般的なノイズの発生原因を潰しても直らない場合は、盗聴器の存在を疑うのがおすすめです。

 

ただ、最近の盗聴器は家電の電波に干渉しない周波数を使用していることが多く、粗悪品でもない限りはノイズが発生しません。録音式盗聴器やコンクリートマイクなど、電波を発しないタイプの盗聴器も多いので、ノイズが発生していないからといって安心しないようにしてください。

■盗聴器発見調査は、スマイルエージェント本部へ!

自宅のちょっとした変化を見逃さないようにすれば、盗聴器の存在に気づくことができます。とはいえ、怪しいと感じても盗聴器を発見できなかったり、何個盗聴器があるのかわからなかったりすることは少なくありません。そんな時は、スマイルエージェント本部にご相談ください。最新の機材を用いて、どのような盗聴器でも必ず発見いたします。

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