盗聴器と聞くと、まるで映画の話のようにも思えてしまいますが、実は一般家庭で最も多く見つかっている事実をご存知ですか?
「盗聴器を仕掛けられる覚えなんて無い!」という人がほとんどだと思いますが、盗聴器は大変身近な問題です。
今回は、盗聴器が一般家庭に仕掛けられる理由をいくつかご紹介しますので、決して他人事とは思わず順番に確認してみてくださいね。
一般家庭を盗聴されるケースが増加傾向
盗聴器と言われると、オフィスやホテルなどに仕掛けられているイメージが強いですが、実は一般家庭で最も多く発見されています。
実際に盗聴器が発見された場所の3分の1は一般家庭とのデータもあるほどです。
つまり、盗聴は誰にでも起こりうる身近な問題となっています。
盗聴器が一般家庭に仕掛けられる理由
では、盗聴器がなぜ一般家庭に仕掛けられるのでしょうか。
盗聴器を仕掛ける目的はさまざまですが、考えられる理由としては以下の通りになります。
■浮気の証拠収集のため
一般家庭の盗聴器被害で一番多いのが、夫や妻(または、交際相手)の浮気の証拠収集目的によるものです。
自分の不在時に浮気をしていないか、電話の内容を盗聴できないか、などを目的に取り付けられます。
こういった事例が多い理由として、犯人が被害者と同居、または、家への侵入が容易であるため盗聴器を簡単に取り付けられるからだと考えられます。
■子供の素行調査
子供の交友関係や、親が不在時にどのように過ごしているかを知るために盗聴器を仕掛けるケースもあります。
この場合は、子供部屋や子供のバッグや持ち物などに取り付けられています。
■ストーカーや恨みを持つ人によるもの
■ストーカーや恨みを
一方的な恋愛感情や、身に覚えのない恨みを持たれている人から盗聴器を仕掛けられるケースもあります。
この場合の犯人は、顔見知り程度の人から、見ず知らずの他人である事も珍しくありません。
このタイプは、非常に執着心が強く、盗聴器以外のトラブルも起こしかねないので放置は厳禁です。
■盗聴目的の盗聴マニアによるもの
ただ他人の会話を盗み聞きしたいという盗聴マニアがいます。
盗聴マニアは自分が借りていた賃貸物件を出ていく際に、盗聴器を仕掛けたりします。
このタイプは、ストーカーなどと違い直接危害を加える事は少ないとされていますが、日常の会話が誰かに聞かれているのは、気持ちが悪いですよね。
■犯罪目的のため
個人情報を盗んだり、空き巣による留守の確認のために盗聴器を仕掛けられるケースもあります。
この犯人の場合は、水道局や配達員を装って家に入り、盗聴器を仕掛ける事が多いとされています。または、既に仕掛けられている盗聴器の電波を拾って犯罪に利用する事もあるようです。
どうして一般家庭での盗聴が増えたの?
一般家庭の盗聴が増えている背景として、盗聴器は誰でも手軽に購入できるようになった事が要因だと考えられます。
現在、盗聴器はインターネットでも家電量販店でも購入できます。
購入時に身分証明書などの提示も無いため、「盗聴しよう」と思ったら誰でもすぐに行動に移せるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
このように盗聴は決して他人事ではありません。
ストーカーや強い恨みを持つ人の犯行である事も考えられるため、放置は厳禁です。
当探偵事務所では盗聴器・盗撮器発見調査を行っています。
少しでも気になる事がございましたら、相談料は無料ですので気軽にお問合せください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。