【掛川市役所職員ストーカー事件&盗撮事件】公務員による犯罪が続いています。警戒と引き締めを!

これまでのコラムでもご紹介してきたように、ストーカー事件や盗聴・盗撮事件は全国各地で発生しています。責任ある立場の人が事件を起こすことも、決して珍しくありません。

 

そして今回、スマイルエージェントが拠点を置く静岡県掛川市において、市役所の職員によるストーカー・盗撮事件が相次いで発生しました。注意喚起のため、2つの事件の内容をご紹介します。

 

【参考】

https://news.yahoo.co.jp/articles/c7ae83c31351f2e01537d39ecfeea312ab7ea08c

・https://megalodon.jp/2022-1215-2104-51/https://www.at-s.com:443/news/article/shizuoka/1163856.html

■事件1:職員が知人女性の車に、無断でGPSを取り付けていたことが発覚

1の事件は、掛川市役所に勤務する32歳の男性職員が、知人女性の車に無断でGPSを取り付けたというものです。犯人は産業経済部の男性主事で、20218月にGPSを密かに設置。発覚する同年10月までの間に、合計9回にわたって位置情報を取得していました。

 

犯人はストーカー規制法違反の罪で、20221117日に略式起訴され、罰金30万円の略式命令を受けています。掛川市は、起訴された日に初めて事態を把握したとしていますが、本当なのかどうかはわかりません。

 

市は1212日付で停職1ヶ月の懲戒処分を出し、犯人は同日付で依願退職しています。動機などは明らかにされていませんが、やはり恋愛感情が絡んでいたのでしょうか?

■事件2:職員が市役所の女子更衣室に小型カメラを設置し、逮捕

2の事件は、掛川市役所に勤務する36歳の男性職員が、市役所の女子更衣室を盗撮したというものです。犯人は危機管理部の男性主事で、202211月に女子更衣室に小型カメラを設置し、盗撮したことが発覚。県迷惑防止条例違反の容疑で逮捕されました。

 

犯人は1122日に、罰金40万円の略式命令を受けています。さらに1212日付で、停職6ヶ月の懲戒処分になりましたが、やはり同日付で依願退職しました。

 

こちらの事件も、詳細な動機などは発表されていません。女性なら誰でもよかったのか、それとも特定の職員を狙ったのか……。いずれにしても、自分の職場(しかも市役所)で盗撮に及ぶというのは、大胆不敵かつ悪質です。以前ご紹介した、埼玉県入間市の市役所ドラレコ盗撮事件ともよく似ています。

 

■誰もがストーカーや盗聴・盗撮の被害者になりえます!

市職員の相次ぐ不祥事を受け、掛川市の久保田崇市長は「公務への信頼を損なった」と謝罪のコメントを発表しています。弊社としても、地元でこのような事件が起きてしまったことを、非常に残念に思っております。ストーカー行為や盗聴・盗撮は誰がやっても許されませんが、よりによって公務員が立て続けに……というのが正直な気持ちです。

 

それだけストーカー行為や盗聴・盗撮は身近なものであり、誰もが手を出してしまうし、誰もが被害者になるということを改めて認識しておかなければなりません。また、企業や官公庁などの責任者の方は、組織内に問題を起こしそうな人物がいないか、十分に目を光らせておくべきでしょう。

 

そしてどのような事件であれ、「早めに対応すること」「証拠を押さえること」が何よりも大切です。警察に通報するのはもちろん、探偵にも証拠の入手や盗聴器・隠しカメラの発見などを依頼するといいでしょう。

■ストーカー調査や盗聴器・隠しカメラ発見調査は、スマイルエージェント本部にお任せ!

高性能なGPSや盗聴器、小型カメラなどが気軽に購入できてしまう現代において、ストーカーや盗聴・盗撮は「当たり前」の犯罪になってきています。他人のカバンにこっそりGPSを入れるだけでも、立派なストーカー行為です。身を守るためには、周囲の異変に敏感にならなければなりません。不安を感じた時は、すぐにスマイルエージェント本部までご相談ください。

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